- キャリアカウンセリングとは、将来のキャリアプランを作り上げるためのカウンセリング
- キャリアカウンセリングのおすすめサービス11選→詳しいサービスを見てみる
- キャリアカウンセリングと一般的な就職支援サービスとの違いは、最終ゴール
こんにちは!「キャリアジャーナル」編集部の北尾です。
皆さんは、キャリアカウンセリングという言葉を聞いたことはありますか?
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
転職くん
友達がキャリアカウンセリングを受けて、とても良かったと言っていました。
でも、僕はどういうものなのかよくわかっていません。
転職ちゃん
私は、自分が何に向いているのかわからないので、キャリアカウンセリングを受けてみたいです。
おすすめのキャリアカウンセリングサービスがあれば知りたいです!
やはり、多くの人がキャリアカウンセリングについて聞いたことはあるみたいですね。
キャリアカウンセリングをよく知らなくても、しっかり解説していくので心配しないでくださいね。
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
この記事では、キャリアカウンセリングサービスそのものや、有料・無料のキャリアカウンセリングサービスのおすすめについて解説していきます。
合わせて、キャリアカウンセリングサービスを利用するメリット・デメリット、キャリアカウンセリングサービスを受ける際の注意点・よくある質問なども紹介します。
「キャリアカウンセリングについてもっと知りたい」「キャリアカウンセリングを実際に受けたい」と思っている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
わからないことだらけでも、この記事を読めばキャリアカウンセリングについてもっとわかるようになります。
おすすめのキャリアカウンセリングサービスも紹介するので、参考にしてくださいね!
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
複業キャリアコンサルタント/まさ(twitter:@masa_career)
最初の転職で苦労した経験からキャリアの勉強を行い、国家資格キャリアコンサルタントを取得。自身も3度の転職でフルリモートで子育ても複業も出来る環境に。趣味も楽しむ30代。年収UPだけでは無く「自分らしさ」を大切にした支援が特徴で、通算200人以上の相談実績。キャリアリテラシーが爆上がりする情報を発信してます。自分らしいキャリアを実現したい方向けにキャリアコーチング無料相談も提供中。
note:https://note.com/masa_career
ホームページ:https://masacareer.com/?page_id=110
目次
【今増えてる!】キャリアカウンセリングについてざっくり解説
転職くん
そもそもキャリアカウンセリングってどういうものなんですか?
就職支援サービスとは違うんでしょうか?
名前だけでは、どんなものか分かりづらいですよね。
1つ1つ解説していきますね。
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
キャリアカウンセリングとは、キャリアプランをプロと一緒に作り上げるためのカウンセリング
簡単にいうと、キャリアカウンセリングというのは、自分に合ったキャリアプランを作ることのできるカウンセリングのことです。
キャリアカウンセリングでは、進路・就職・転職などの自分の将来に関わる悩みを話したり、キャリアのプロからアドバイスを受けられます。
特に転職者にとっては、自分がどんな職業に向いているのかを客観的な目で見てくれる人がいると心強いです。
また、就職活動の面接対策や、ES作成などのサポートもしてくれるキャリアカウンセリングサービスもあります。
キャリアカウンセリングの最大の強みは、単なる「職場探し」だけではなく、「自己分析を通して自分が何に向いているのか」「将来どうなりたいのか」「どんな職業があっているのか」を徹底的に考えられることです。
現代社会では、終身雇用を重視するよりも「自分らしく働く」「仕事も大事だが人生も大切」ということを重視するようになってきています。
その中で、自分に合った職場を探したり、より良い環境で働く手助けをするためにもキャリアカウンセリングは大切です。
一般的な就職支援サービスとの違いは?
キャリアカウンセリングと一般的な就職支援サービスの大きな違いは、「自分自身に合った職業を見つける」ことを重視しているという点です。
一般的な就職支援サービスは「就職・転職できるよう支援する」ことを目標にしています。
一方で、キャリアカウンセリングは、自己分析を通して就職へとより深い導くサポートだと言えます。
もちろん、就活支援団体でも相談ができたり、ES添削・面接練習などのサービスはあります。
ですが、「自分が何に向いているのかわからない」「特になりたい職業がない」という人には、まずキャリアカウンセリングを受けてみることをおすすめします。
なぜ有料のキャリアカウンセリングサービスが多いの?
有料のキャリアカウンセリングサービスが多い理由は、プロのキャリアカウンセラーから客観的で質の良い意見を聞けるからです。
無料のキャリアカウンセリングサービスは「就職させる」「転職させる」ことが第一優先になっていることが多く、キャリアについての相談ができない場合もあります。
また、有料であることで、有資格のキャリアカウンセラーから中立性のある意見をもらうことができ、より一生懸命に自己分析に取り組むこともできます。
よって、自分に合った職種を探したり、自分の強み・向き不向きを知るには、無料よりも有料のキャリアカウンセリングの方が効果的です。
キャリアカウンセリングサービスの費用については以下の記事でさらに詳しくお話ししています!
興味のある方は是非ご覧ください!
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
【有料編】キャリアカウンセリングのおすすめサービス6選
キャリアカウンセリングについて、少しわかってきたでしょうか?
ここでは、有料のキャリアカウンセリングのおすすめサービス6選を解説していきます。
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
- サービス①:キャリドラ
- サービス②:マジキャリ
- サービス③:ポジウィルキャリア
- サービス④:ニューキャリア
- サービス⑤:CAREET(キャリート)
- サービス⑥:coachee
- おすすめ⑦:転職hone
- おすすめ⑧:キャリアアップコーチング
おすすめ①:キャリドラ
有料のキャリアカウンセリングサービスで1つ目のおすすめは、キャリドラです。
ハイキャリア転職に成功した、プロの講師によるマンツーマンのサポートを受けられます。
キャリドラは、自己分析ツールの「ストレングスファインド」を用い、採用担当者目線で作られた独自のカリキュラムを使用します。
利用目的に合わせて、「ライト」「ハイキャリア」「エキスパート」「プロフェッショナル」の4つのコースから自分に合ったコースを選べます。
また、キャリドラのトレーニングは、全てオンライン上で行われます。
- カリキュラムがオーダーメイド型
- トレーニングが全てオンライン
- 自分に合わせて、複数の料金体系を選べる
- 講師のクオリティが不明確
- コースによってサービス期間も違う
以下の記事では、キャリドラの評判について解説しているので興味のある方はぜひご覧ください!
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
おすすめ②:マジキャリ
有料のキャリアカウンセリングサービスで2つ目のおすすめは、マジキャリです。
マジキャリは、自己分析・キャリア設計・自己実現の支援に力を入れています。
マジキャリには「キャリアデザインコース」「自己実現コース」「自己実現コースmore」の3つのコースがあります。
一番安価なキャリアデザインコースでも、コース料27万5千円・入会金5万5千円(どちらも税込)と高額です。
自分がどこまでサポートを受けたいかを具体的にし、自分に合ったコースで効率的に自己分析をしたい人におすすめです。
口コミによると、コーチへの満足度は10点中9.6点とかなり高いです。
- 細かい自己分析ができる
- 自分に合う転職でキャリアアップができる
- 料金が高い
- 事前課題がかなり大変
- 転職によるキャリアアップは絶対ではない
以下の記事では、マジキャリの評判について解説しているので興味のある方はぜひご覧ください!
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
おすすめ③:ポジウィルキャリア
有料のキャリアカウンセリングサービスで3つ目のおすすめは、ポジウィルキャリアです。
他のキャリアカウンセリングサービスと同様に、「自己分析」「企業分析」を通してキャリアの軸を作ってくれます。
ポジウィルキャリアには「キャリアデザインプラン」「キャリア実現プラン」「キャリア実現プラスプラン」の3つのプランがあります。
全てに自己分析のサポートはありますが、対面トレーニングの数の制限・履歴書の添削の有無などの差があるので、自分にあったプランを探しましょう。
ただ、キャリアカウンセリングの料金は最安で33万円(税込)と、かなり高めです。
- トレーナーの質が高い
- 転職時に年収アップや転職成功の確率が高まる
- チャットでの相談も可能
- 料金が高い
- 対面での相談回数に制限がある
以下の記事では、ポジウィルキャリアの評判について解説しているので興味のある方はぜひご覧ください!
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
おすすめ④:ニューキャリア
有料のキャリアカウンセリングサービスで4つ目のおすすめは、ニューキャリアです。
ニューキャリアには、自分の強み・業務経験など、8つの指標でキャリアを数値化してくれるスコアシステムがあります。
また、3つの「分析/計画コース」「転職活動コース」「メンタリングコース」が用意されています。
コースによって料金が違い、分析/計画コースは22万円、転職活動コースは49万円、メンタリングコースは22万円(全て税込)となっています。
回数ですが、分析/計画コースは60日間で4回、転職活動コースは180日間で10回、メンタリングコースは1年間で4回の設定です。
- キャリアの数値化システム
- 豊富な転職支援
- 転職できる保証がない
- コーチの数が少ない
- 年齢による向き不向きがある(対象は20~30代)
以下の記事では、ニューキャリアの運営会社である、株式会社UZUZ専務取締役 川畑さんに、お話を聞いています!
興味のある方は是非ご覧ください!
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
また、ニューキャリアの評判や口コミについては以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
おすすめ⑤:CAREET(キャリート)
有料のキャリアカウンセリングサービスで5つ目のおすすめは、CAREET(キャリート)です。
サービスの対象となる年代は20~40代と幅広く、業界では最安値で質の高いキャリアカウンセリングサービスです。
ただ、就業経験のない人はこのサービスを受けられません。
ですが、一人一人に合わせた自己分析・キャリアプラン設計、また追加オプションまで行なってくれます。
- 業界では最安値で、質の良いサービス
- 幅広い年代に対応
- 追加料金なしの追加オプションが豊富
- 就業経験のない人はサービス対象外
また、キャリートの評判や口コミについては以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
おすすめ⑥:coachee
有料のキャリアカウンセリングサービスで6つ目のおすすめは、coacheeです。
coacheeは、転職・就職相談から副業・現職の悩みを専門コーチに相談できるサービスです。
1,000円~相談が可能なので、誰でも気軽に悩み相談ができます。
coacheeには、業界や職種に特化したコーチがいるので、あなたの悩み相談に具体的に乗ってくれますよ。
- オンラインでも相談可能なので、全国どこでも使える
- 特定の業務を経験したコーチが存在するため、具体的な悩み相談ができる
- 転職や就活、副業、起業などの相談ができる
- コーチの質がバラバラ
coacheeに興味があるという方は、以下の記事でさらに詳しい評判を解説しているので、読んでみてください。
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
おすすめ⑦:転職hone
有料のキャリアカウンセリングサービスで7つ目のおすすめは、転職honeです。
転職honeとは、20代~30代に特化した有料転職支援サービスです。
転職honeには、ちょいサポコース・そこサポコース・ふるサポコースの3つがあります。
どのコースを選ぶかによって、サポートの手厚さが変わります。
転職honeではマンツーマンでの綿密なサポートがあるので、本気で転職を成功させたいと思っている人にはおすすめのサービスです。
以下に転職honeのメリットとデメリットを載せておきます。
- メリット①:自分に適した企業に転職しやすい
- メリット②:他のサービスと比べてリーズナブルである
- メリット③:自己分析を深めることが出来る
- デメリット①:有料である
- デメリット②:始まったばかりのサービスのため、実績が少ない
- デメリット③:年齢によって向き/不向きがある
また、転職honeの評判・口コミについては以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
おすすめ⑧:キャリアアップコーチング
有料のキャリアカウンセリングサービスで8つ目のおすすめは、キャリアアップコーチングです。
キャリアアップコーチングは、転職支援サービスの1つです。
キャリアアップコーチングの特徴は、コンサルタントと自己分析を徹底的に行い、本当にやりたいことを考えたうえで、転職活動を行うことです。
また、キャリアアップコーチングは顧客満足度が高いサービスです。
キャリアアップコーチングは、転職すべきか迷っている人ややりたいことが見つからない人におすすめのサービスです。
以下にキャリアアップコーチングのメリットとデメリットを載せておきます。
- メリット①:意思決定力をあげられる
- メリット②:入会金がなく、全額返金保証がある
- メリット③:利用期間に制限がない
- デメリット①:実績が乏しい
- デメリット②:求人の紹介がない
- デメリット③:有料である
また、キャリアアップコーチングの評判・口コミについては以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
サービス⑨:きづく。転職相談
無料体験ありのキャリアカウンセリングサービス9つ目は、「きづく。転職相談」です。
きづく。転職相談は、1ヶ月で本当の目指したい未来が見つかるキャリアコーチングサービスを提供しています。
コースは、「1ヶ月プラン」「転職相談プラン」「強み相談プラン」があります。
価格は、18万7000~39万6000円となっています。
サービスを受ける日数や内容によって金額は異なります。
【無料編】キャリアカウンセリングのおすすめサービス3選
- サービス①:doda新卒エージェント(新卒向け)
- サービス②:ASSIGN
- サービス③:パソナキャリア
おすすめ①:doda新卒エージェント(新卒向け)
無料のキャリアカウンセリングサービスで1つ目のおすすめは、doda新卒エージェントです。
doda新卒エージェントは、様々な業界に精通したコンサルタントが個々にカウンセリングを行い、企業選びを助けてくれます。
また、電話・Web面談が可能で、チャットでもプロによるノウハウや就活情報などが聞けます。
doda新卒エージェントには、ES不要・面接回数減などの特別選考枠があり、短期間で内定を獲得することも可能です。
また、選考後に合否の理由を聞けるので、次回の面接に反省点を活かすことができ、非常に効果的です。
運営母体が大手人材会社のPERSOL(パーソル)グループなのも信頼度が高いです。
- プロの客観的な判断で就活の軸を決められる
- 短期間で内定を取れる可能性もある
- 選考後に合否の理由が聞ける
- コンサルタントが社会人1~2年目などの新卒が多い
- コンサルタントの質がまちまち
以下の記事では、doda新卒エージェントの評判について解説しています!
興味のある方は是非ご覧ください!
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
おすすめ②:ASSIGN
無料のキャリアカウンセリングサービスで2つ目のおすすめは、ASSIGNです。
まず、気をつけなければならないのは、ASSIGNは転職エージェントということです。
新卒からではなく、一度就職した後に転職を考えている人が対象となります。
長期的なキャリアを一緒に考えてくれるだけでなく、コンサル転職に強いことが知られています。
アサインはコンサル出身者の担当者が多く、ケース面接の対策なども充実しています。
また担当者の質が高く、ビズリーチでも複数の表彰を受けているほどです。
- 独自の長期キャリア支援
- プロによるケース面接対策
- 質の高い担当者
- ハイエンド向けで対象者が限られる
- 対象は20~30代のみ
- 創業5年と大手よりも実績は少なめ
おすすめ③:パソナキャリア
無料のキャリアカウンセリングサービスで3つ目のおすすめは、パソナキャリアです。
パソナキャリアは、顧客満足度3年連続No.1を獲得している転職エージェントです。
一人ひとりに専任のアドバイザーが付き、数多い求人から自分に合う企業を紹介してくれます。
幅広い求人内容・あらゆる職種の紹介があり、応募書類の添削や面接選考に向けたアドバイスも行っています。
対象年代は20~50代と幅広いので、どの年代の方・業種を希望する方でも気軽に無料で利用できます。
- 優良・非公開求人が多い
- キャリアカウンセリングが丁寧
- サポート体制が充実
- 求人数は大都会が多め
【無料体験なし】キャリアカウンセリングサービスの料金プランを解説3選
次に、無料体験がないキャリアカウンセリングサービスについて、紹介します。
「キャリアジャーナル」編集部 原田
- サービス①:Coachee
- サービス②:mentors
- サービス③:Good Coach
サービス①:Coachee
無料体験なしのキャリアカウンセリングサービス1つ目は、「Coachee」です。
Coacheeは、転職・就職相談から副業・現職のお悩み相談まで、利用者のキャリアの悩みに応える専門コーチによるサービスを提供しています。
コースは、自分に合ったコーチを探し、各コーチのオリジナルのカウンセリングを受けることが出来ます。
価格は、1000円 / 1回~となっており、数回の相談をしたい人にはお勧めです。
サービスを受ける日数や内容によって金額は異なります。
サービス②:mentors
無料体験なしのキャリアカウンセリングサービス2つ目は、「mentors」です。
mentorsは、10年後のキャリアに後悔しないために、メンターによるカウンセリングを提供しています。
コースは、「スタンダード会員」「ライト会員」「非会員」があります。
価格は、9980円 / 1回~22000円 / 1回+月額会員費となっています。
サービスを受ける日数や内容によって金額は異なります。
サービス③:Good Coach
無料体験なしのキャリアカウンセリングサービス3つ目は、「Good Coach」です。
Good Coachは、キャリアについて悩む女性に、最適なキャリアコーチングを提供しています。
コースは、初回コーチングを受け手から、「3回コース」「6回コース」「12回コース」となっています。
価格は、9800円 / 1回~3万3000円 / 1回となっています。
サービスを受ける日数や内容によって金額は異なります。
【何が良い?】キャリアカウンセリングサービスを利用するメリット5つ
転職ちゃん
キャリアカウンセリングサービスのおすすめ、ありがとうございました。
おすすめの中から自分に合ったところを探してみようと思います。
具体的に、キャリアカウンセリングサービスを利用するメリットってどんなものがあるんでしょうか?
実はさまざまなメリットがあるのですが、その中でも代表的な5つを紹介しますね。
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
- メリット①:自己理解が深まる
- メリット②:面接や選考の対策ができる
- メリット③:精神的支えができる
- メリット④:職種や業界の理解が深まる
- メリット⑤:人生設計を立てながら就職/転職活動できる
メリット①:自己理解が深まる
キャリアカウンセリングのメリットの1番目は、自己理解が深まることです。
キャリアカウンセリングでは、自分自身の能力や適性を理解することを目標としています。
プロのキャリアアドバイザーと一緒に自己理解を深めることで、適性の高い職を見つけることもできます。
まず、キャリアカウンセラーは「今までどんなことをしてきたのか」「何に興味があるのか」などを聞き出します。
それから「これからどうなりたいのか」などの将来につながる視点を持たせてくれます。
カウンセリングを通して、自分自身を理解することができるのがキャリアカウンセリングのメリットの一つです。
メリット②:面接や選考の対策ができる
キャリアカウンセリングのメリットの2番目は、面接や選考の対策ができることです。
キャリアカウンセラーは、職務経歴書や履歴書の添削も行ってくれます。
一人一人の適性や癖を理解した上で、対策のサポートをしてくれるので、他で受けられる面接・選考対策よりも効果的です。
また、キャリアカウンセラーは職務上、多くの人の就職・転職、また履歴書などを見てきた経験もあります。
経験豊富なキャリアカウンセラーに就職活動のサポートをしてもらうことは、かなり良い影響になるでしょう。
メリット③:精神的支えができる
キャリアカウンセリングのメリットの3番目は、精神的支えができることです。
キャリアカウンセリングを受ける人のほとんどは将来に不安があったり、自分の能力に不安がある場合が多いです。
そのような人が、キャリアカウンセリングを通して相談をしたり、不安な気持ちを話すだけでも十分な心の支えになります。
また、第三者の目線から自分の強み・能力を知ることで、自信にもつながっていきます。
日本では、キャリアのことを人に相談する文化がまだ浸透しておらず、悩みすぎる人も少なくありません。
そんな状況でも、一人一人を助けてくれるキャリアカウンセラーと就活に取り組めると、精神的にもかなり楽になります。
メリット④:職種や業界の理解が深まる
キャリアカウンセリングのメリットの4番目は、職種や業界の理解が深まることです。
カウンセリングでは、様々な職種・業界に精通しているキャリアカウンセラーから幅広い職種を紹介してもらえることです。
自分が考えてもみなかった職種や業界を紹介されるかもしれません。
ですが、より多くの選択肢を持つことで、自分に合った職種を探しやすくなります。
また、職種・業界についての知識を多く持つキャリアカウンセラーと選考対策を行なうとかなり効果的です。
キャリアカウンセリングは、自己分析だけではなく、業界・職種を知る良い機会になります。
メリット⑤:人生設計を立てながら就職/転職活動できる
キャリアカウンセリングのメリットの5番目は、人生設計を立てながら就職/転職活動できることです。
キャリアカウンセリングでは、就職・転職のみに焦点を当てるのではなく、人生設計も大切にしています。
自分が何に向いているのかを理解したら、将来を考えつつ、自分に合った職業を探していきます。
その過程で、今だけではなく将来のことを考え、親身に相談に乗ってくれるのがキャリアカウンセラーです。
企業や職種に固執せず、人生のキャリアプランを考え、プロからアドバイスをもらえるのがキャリアカウンセリングです。
【何が悪い?】キャリアカウンセリングサービスを利用するデメリット3つ
転職ちゃん
キャリアカウンセリングサービスを利用するメリットはよくわかりました!
逆に、デメリットはあるのでしょうか?
キャリアカウンセリングにはメリットの方が多いですが、もちろんデメリットもあります。
ここでは、その中の3つを紹介します。
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
- デメリット①:キャリアに関する正解がない
- デメリット②:そもそもサービスを利用することが出来ない場合がある
- デメリット③:自分に合わない求人を紹介されることがある
デメリット①:キャリアに関する正解がない
キャリアカウンセリングのデメリットの1番目は、キャリアに関する正解がないことです。
よって、キャリアカウンセリングにもたった一つの答えなどはありません。
キャリアカウンセラーも、相談者にはその状況において最善だと思えるキャリアプランを提案するでしょう。
また、「やりたい仕事」と「向いている仕事」は違うかもしれません。
そのどちらを勧めるかはそれぞれのキャリアカウンセラーによります。
ですが、キャリアカウンセリングによって、やりたくない職種に就職してしまうこともあるかもしれません。
デメリット②:そもそもサービスを利用することが出来ない場合がある
キャリアカウンセリングのデメリットの2番目は、そもそもサービスを利用することが出来ない場合があることです。
先ほども述べましたが、いくつかのキャリアカウンセリングサービスは転職者向けで、新卒の人が使えない場合があります。
まだ、キャリアカウンセリングの分野では転職の方が重視される傾向にあります。
よって、特に無料のキャリアカウンセリングサービスでは転職者のみが対象になっている場合が多いです。
ですので、事前に新卒でも利用できるサービスなのか確認するようにしましょう。
デメリット③:自分に合わない求人を紹介されることがある
キャリアカウンセリングのデメリットの3番目は、自分に合わない求人を紹介されることがあることです。
キャリアカウンセラーに相談すると、自分が希望しない職種・求人を紹介されることもあります。
特に無料のキャリアカウンセリングサービスでは、求人の紹介も行うことが多いため、その可能性は上がります。
選考を通過しやすい求人・またそのカウンセリングサービスと関係のある企業の求人を紹介したりすることがあるようです。
ですので、自分のやりたいこと・向いていると思うことを大切に求人選びをするように心がけましょう。
【何が違うの?】キャリアカウンセリングサービスの有料/無料の違い
就活生ちゃん
キャリアカウンセリングで、無料のものと有料のものがあると思うのですが、何が違うのでしょうか?
いくつか違いがあるので、説明しますね。
「キャリアジャーナル」編集部 原田
- 違い①:相談者による、話の親密度の違い
- 違い②:転職を前提にしている/していない
- 違い③:利用者の気持ちのかけ方の違い
違い①:相談者数による、話の親身度の違い
キャリアカウンセリングサービスの有料/無料の違い1つ目は、「相談者による、話の親密度の違い」です。
有料のサービスを提供する場合、質が悪ければ、口コミなどで評判が下がってしまい、利益減少になってしまいます。
そのため、有料のサービスの場合、サービスの質が高く、相談者による、話の親密度は無料のサービスと比べると必然的に高くなるといえるでしょう。
もちろん、無料のサービスでも人によっては親身になって、相談にのってくれます。
「キャリアジャーナル」編集部 原田
違い②:転職を前提にしている/していない
キャリアカウンセリングサービスの有料/無料の違い2つ目は、「転職を前提にしている/していない」です。
転職を前提に、キャリアカウンセリングを受ける場合は、企業の紹介までセットであるため、企業からの報酬があります。
そのため、転職を前提にしている場合は、無料のサービスをもあると言えます。
一方、転職を前提にしていない場合は、企業の紹介ができない(利益にならない)ため、有料のサービスが多くなります。
自分が知りたい情報が何なのかを考えて、有料/無料のどちらのサービスを選ぶか考えると良いでしょう。
「キャリアジャーナル」編集部 原田
違い③:利用者の気持ちのかけ方の違い
キャリアカウンセリングサービスの有料/無料の違い3つ目は、「利用者の気持ちのかけ方の違い」です。
人は心理的に、損をすることを避けようとします。
無料である場合、利用者の損はないので、受け身になってしまいがちです。
一方、有料である場合、支払った分の金額を損したくないため、能動的に物事を進めることが出来ます。
このように、利用者の気持ちのかけ方にも違いがあります。
ついつい怠けてしまう人は、思い切って、有料のサービスを利用しましょう。
「キャリアジャーナル」編集部 原田
キャリアカウンセリングを受ける際の注意点
では、ここからはキャリアカウンセリングを受ける際の注意点について解説します。
これらのことに注意すると、キャリアカウンセリングがさらに効果的になります。
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
- 注意点①:自分のことを整理してキャリアカウンセリングを受ける
- 注意点②:消極的ではなく積極的に参加する
- 注意点③:自分を偽らないようにする
注意点①:自分のことを整理してキャリアカウンセリングを受ける
キャリアカウンセリングを受ける際の注意点の1つ目は、自分のことを整理してキャリアカウンセリングを受けることです。
カウンセリングを実際始める前に、履歴書や相談したい内容を明確にし、簡単な自己分析をしておくことをおすすめします。
カウンセリングの時間が限られていることが多いため、事前に準備をしておくと相談がスムーズに進みます。
将来像や、自分の今の状況などを整理しておくと、カウンセリングでもより多くのフィードバックがもらえますよ。
注意点②:消極的ではなく積極的に参加する
キャリアカウンセリングを受ける際の注意点の2つ目は、消極的ではなく積極的に参加することです。
キャリアカウンセリングというのは、自分を見つめ直したり、自分の良いところに気づける良い機会です。
将来のためにも、多くのことを吸収できるように積極的にカウンセリングに参加するようにしましょう。
もし緊張しても、それをキャリアカウンセラーに伝えるなど、積極的に頼っていきましょう。
そういったことを話せば、キャリアカウンセラーも、プロとしての視点から役立つアドバイスをくれるはずです。
注意点③:自分を偽らないようにする
キャリアカウンセリングを受ける際の注意点の3つ目は、自分を偽らないようにすることです。
嘘をついたり、過去の経験を誤魔化したりすると、キャリアカウンセラーも的確なカウンセリングができません。
また、キャリアカウンセラーとの信頼関係もうまく築けないかもしれません。
カウンセリングでは嘘をつかず、正直に自分について話していきましょう。
そうすれば、キャリアカウンセラーがあなたの強み・アピールポイントを必ず見つけてくれます。
キャリアカウンセリングに関するよくある質問
転職ちゃん
キャリアカウンセリングについていくつか質問があるのですが・・・
分かりました!
それでは、キャリアカウンセリングに関するよくある質問にお答えしていきますね!
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
- 質問①:キャリアカウンセリングはどこでしてもらえる?
- 質問②:ハローワークのキャリアカウンセリングはどうなの?
- 質問③:キャリアカウンセリングは複数利用すべき?
- 質問④:キャリアカウンセリングはどういう人におすすめ?
- 質問⑤:キャリアカウンセラーの資格は誰でも取れる?
- 質問⑥:キャリアカウンセリングを受ける上での注意点は
質問①:キャリアカウンセリングはどこでしてもらえる?
キャリアカウンセリングは、有料・無料のキャリアカウンセリングサービスでしてもらえます。
有料・無料のキャリアカウンセリングサービスは先述した通りですが、その他にも無料で受けられるところがあります。
公的機関など、自治体・税金によって運営されているハローワークやジョブカフェでもキャリアカウンセリングを受けれます。
もし質の高いキャリアカウンセリングを受けたければ、有料のところを探すのが最もおすすめできます。
ですが、それが難しい場合は、近くの自治体や公的機関にキャリアカウンセリングのサービスがないか確認してみましょう。
質問②:ハローワークのキャリアカウンセリングはどうなの?
ハローワークのキャリアカウンセリングは、良い面もあれば悪い面もあります。
ハローワークでは、求人の紹介だけではなく、就職支援・キャリアカウンセリングもやっています。
キャリアカウンセリングは、他の所と変わらない内容ではありますが、職員の態度が悪かったり質が保障されていません。
また、紹介される求人の質が悪かったり、嘘の情報があったという口コミもあったり、求人の質も安定していないようです。
新卒の人で、無料でキャリアカウンセリングを探している場合は、まず上記のキャリアカウンセリングサービスのおすすめを参考にしてください。
質問③:キャリアカウンセリングは複数利用すべき?
結論から言うと、キャリアカウンセリングは複数利用すべきです。
キャリアカウンセリングを複数利用すべき理由は2つあります。
- 理由①:キャリアカウンセラーとの相性を見定められる
- 理由②:自分の市場価値を客観的に知れる
複数のキャリアカウンセリングを受けると、それぞれのキャリアカウンセラーの得意分野を知ることが出来ます。
また、多くの業界を知り尽くすキャリアカウンセラーが多ければ多いほど、自分の市場価値がわかるようになります。
ただ、気をつけなければならないのは、選択肢を増やしすぎないことです。
カウンセリングを通して多くの選択肢を持つのは良いですが、決断しづらくなるからです。
複数のキャリアカウンセリングの中で、自分に最も合うキャリアカウンセラーを選ぶと効果的です。
質問④:キャリアカウンセリングはどういう人におすすめ?
有料のキャリアカウンセリングに関するよくある質問4つ目は、「キャリアカウンセリングはどういう人におすすめ?」です。
大前提として、カウンセリングに対しお金を使う余裕がある人におすすめです。
どのサービスも決して安いとは言えないため、お金を支払ってでもキャリアカウンセリングを受けたい人にはお勧めです。
それを踏まえて、将来に対する不安や、転職に対する相談事がある人にはお勧めです。
転職により、年収upも期待できるため、自己投資としてカウンセリングを受けると良いでしょう。
「キャリアジャーナル」編集部 原田
質問⑤:キャリアカウンセラーの資格は誰でも取れる?
有料のキャリアカウンセリングに関するよくある質問5つ目は、「キャリアカウンセラーの資格は誰でも取れる?」です。
キャリアカウンセラーとして仕事するにあたって資格は必ずしも必要ではなく、無資格者でも仕事をすることは可能です。
そのため、コーチやサービスを選ぶ際は、資格の有無や実績を確認してから慎重に選びましょう。
資格は、あくまでも1つの指標でしかないので、口コミなども参考に選びましょう。
「キャリアジャーナル」編集部 原田
質問⑥:キャリアカウンセリングを受ける上での注意点は?
有料のキャリアカウンセリングに関するよくある質問6つ目は、「キャリアカウンセリングを受ける上での注意点は?」です。
キャリアカウンセリングを受ける上での注意点は、受動的にならないことです。
お金を支払っただけでは、良いキャリアを歩めません。
しっかりと、コーチと相談し、納得のいくキャリアを形成してください。
自分の将来に対して、本気で相談してみてください。
「キャリアジャーナル」編集部 原田
まとめ:おすすめのキャリアカウンセリングを利用して、納得する就活をしよう
本記事「有料/無料】キャリアカウンセリングのおすすめサービス11選 | 利用のデメリットも」はいかがだったでしょうか?
この記事では、キャリアカウンセリングサービスそのものや、有料・無料のキャリアカウンセリングサービスのおすすめについて詳しく解説しました。
合わせて、キャリアカウンセリングサービスを利用するメリット・デメリット、キャリアカウンセリングサービスを受ける際の注意点・よくある質問なども紹介しました。
キャリアカウンセリングを受けようと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
最後にこの記事のまとめを書いておきます。
ぜひもう一度読み直してみてください。
「キャリアジャーナル」編集部 北尾
◆【今来てる】キャリアカウンセリングについてざっくり解説
- そもそもキャリアカウンセリングとは?
- 一般的な就職支援サービスとの違いは?
- なぜ有料のキャリアカウンセリングサービスが多いの?
◆【有料編】キャリアカウンセリングのおすすめサービス8選
- サービス①:キャリドラ
- サービス②:マジキャリ
- サービス③:ポジウィルキャリア
- サービス④:ニューキャリア
- サービス⑤:CAREET(キャリート)
- サービス⑥:coachee
- おすすめ⑦:転職hone
- おすすめ⑧:キャリアアップコーチング
◆【無料編】キャリアカウンセリングのおすすめサービス3選
- サービス①:doda
- サービス②:ASSIGN
- サービス③:パソナキャリア
◆【何が良い?】キャリアカウンセリングサービスを利用するメリット5つ
- メリット①:自己理解が深まる
- メリット②:面接や選考の対策ができる
- メリット③:精神的支えができる
- メリット④:職種や業界の理解が深まる
- メリット⑤:人生設計を立てながら就職/転職活動できる
◆【何が悪い?】キャリアカウンセリングサービスを利用するデメリット3つ
- デメリット①:キャリアに関する正解がない
- デメリット②:そもそもサービスを利用することが出来ない場合がある
- デメリット③:自分に合わない求人を紹介されることがある
◆キャリアカウンセリングを受ける際の注意点
- 注意点①:自分のことを整理してキャリアカウンセリングを受ける
- 注意点②:消極的ではなく積極的に参加する
- 注意点③:自分を偽らないようにする
◆キャリアカウンセリングに関するよくある質問
- 質問①:キャリアカウンセリングはどこでしてもらえる?
- 質問②:ハローワークのキャリアカウンセリングはどうなの?
- 質問③:キャリアカウンセリングは複数利用すべき?
◆まとめ:キャリアカウンセリングを利用して、納得する就活をしよう