- 志望動機を深掘りする2つの対策とは?
- 深掘りした志望動機の作り方
- 就活があまり上手くいかない…と悩む就活生におすすめの対策法
- 志望動機を深掘りするなら業界研究・企業研究に力を入れよう
- 志望動機の深掘りでオススメの対策3ステップ
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就活の面接で必ずといっていいほど聞かれる「志望動機」。学生の本気度や志望度、自社とマッチした人材なのかなどが見られています。
この志望動機が深掘りできていないと、自社への本気度が低いと判断されてしまい選考に通りません。
そこでこの記事では志望動機の深掘り対策を徹底解説します。具体例も出しながらわかりやすくご説明しますので、ぜひ最後まで読んでください。
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本記事でお伝えする方法を実践すれば、必ず深掘りした志望動機を考えられるはずです。
参考記事:【これで面接は完璧!】志望動機の深堀り質問対策3STEP | 深堀りの質問/回答例一覧も
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キャリアアドバイザー西園寺
目次
面接における志望動機の深掘り質問/回答例9選
就活の面接において、面接官から「あなたのやりたいことは他社でも実現できるのではないですか?」などと志望動機の深掘り質問をされる場合があります。これは自分が語った志望動機では、面接官の求める情報を的確に伝えられなかった可能性が高いのです。
そのため深掘り質問をされたときにスラスラと回答できなければ、「この子は自己分析・企業研究が足りていないんだな」とマイナスな印象を与えてしまうでしょう。そうなれば落選の要因となります。
もちろん一発で面接官を納得させられる志望動機を考えられればよいですが、一度も経験がない仕事への志望動機を深く語るのは難しいと感じている学生もいるでしょう。
そこでまずは志望動機のよくある深掘り質問を5つご紹介します。対策を考えるためにもしっかりと質問を把握しておきましょう。
- 深掘り質問/回答例①:なぜその就職活動の軸にしたのか?
- 深掘り質問/回答例②:なぜこの業界なのか?
- 深掘り質問/回答例③:なぜこの会社なのか?
- 深掘り質問/回答例④:なぜこの事業・商品・サービスなのか?
- 深掘り質問/回答例⑤:なぜこの職種なのか?
- 深掘り質問/回答例⑥:志望したきっかけはなにか?
- 深掘り質問/回答例⑦:入社後のキャリアプランは?
- 深掘り質問/解答例⑧:同業他社と比較してなぜ弊社を選んだのか?
- 深掘り質問/解答例⑨:選考中の他社と比較して弊社を選ぶ理由は?
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キャリアアドバイザー西園寺
深掘り質問/回答例①:なぜその就職活動の軸にしたのか?
- そのような就活軸にいたった経緯を教えてください など
この質問をされた場合、就活軸を裏付ける経験などのエピソードが必要です。
就活軸についてしっかりと回答できると、志望度の高さをアピールすることができます。
この質問への対策は、自己分析をしっかりと行うことです。
回答例は以下の通りです。
「私が就職活動の軸にしたのは、自分の成長と社会貢献が両立できる環境で働きたいという思いからです。
大学時代のゼミやインターンシップを通じて、特に〇〇業界での経験が自分の興味とスキルに適していると感じました。
また、〇〇業界は技術革新や新しい社会的ニーズに対応するために、常に進化し続ける環境にあります。
このようなダイナミックな業界で、自分の力を発揮しながら成長し、同時に社会に役立つ仕事ができることに魅力を感じ、これを軸に据えました。」
深掘り質問/回答例②:なぜこの業界なのか?
- なぜこの業界を選んだのですか?
- あなたがやりたいことは、ほかの業界でもできそうですがいかがですか? など
この質問をされた場合「業界への理解度」や「業界への本気度」を知りたいと面接官は考えています。そのため回答によっては「この子は全然業界のことがわかっていないな」と思われてしまうため注意が必要です。
この質問への対策は、しっかりと業界研究を深めること。
たとえば「食べることが好きだから」という理由で飲食業界を志望したと仮定します。しかし深く掘り下げて考えられていなければ「食べ物と関わりを持っていればよいのであれば、食品業界でもよかったのでは?」なんて逆に質問をされてしまうでしょう。
業界研究を徹底的に行い、この業界でなければならない理由を根拠と一緒に説明できるようになれば大丈夫です。
回答例は以下の通りです。
「私が〇〇業界を選んだ理由は、成長性と社会への影響力に強く惹かれたからです。
大学時代、〇〇に関する研究やインターンを通じて、この業界がどれほど急速に発展しているか、そして日常生活や社会全体に与える影響が非常に大きいことを実感しました。
特に〇〇という分野では、技術革新によって新しい価値を創造し、人々の生活を大きく改善することができると感じました。
さらに、この業界では、自分の専門知識やスキルを活かして、社会に実際の貢献ができることが魅力です。
新しいチャレンジが多く、学び続けられる環境でありながら、社会的な課題に取り組むことができるという点で、この業界でのキャリアを追求したいと強く感じました。」
深掘り質問/回答例③:なぜこの会社なのか?
- 同業他社ではなく、なぜうちの会社なのですか?
- ほかの会社でも実現できそうですが、なぜ我が社を選んだのですか? など
この質問をされた場合、面接官は「学生の志望度」や「現在のモチベーション」などを知りたいと考えています。
この深掘り質問/回答例には企業研究や企業比較を深める対策を図りましょう。
「同じ業界の数ある企業のなかから、なぜ自分はその会社を選んだのか」といった根本的な部分を追求していきます。最終的に「その会社でなければ実現できない理由」や「自分がその会社にマッチしている理由」などを答えられるようにしておけば大丈夫です。
このときに企業が活躍している理由(たとえば「最先端のサービスを取り扱っている」など)だけを述べてしまう学生もいますが、それは単なる企業紹介に過ぎません。企業を相手にその企業の説明をしても「よく調べたな」程度で終わってしまいます。
「貴社はこんなところがすごいから入社したい」とだけ述べるのではなく、自分の価値観や体験談を織り交ぜながらエピソードを作り上げていくことが大切です。
回答例は以下の通りです。
「私が御社を選んだ理由は、企業のビジョンと独自性に非常に共感したからです。
特に、御社が〇〇業界の中で注力している〇〇(例:技術革新、顧客満足度向上、環境への取り組みなど)は、私がこれまで学んできた分野と一致しており、その成果が実際に社会に与えているインパクトに感銘を受けました。
また、御社の社員が成長し続けるためのサポート体制や、チームとしての協力を重視する文化も私にとって魅力的です。
私はこれまでの経験を活かしながら、御社のプロジェクトに貢献し、さらなる成長を遂げたいと考えています。
特に、御社の〇〇(具体的なプロジェクトや取り組み)が私のスキルや興味と合致しており、この環境でなら自分の力を最大限に発揮できると確信しました。」
深掘り質問/回答例④:なぜこの事業・商品・サービスなのか?
- あなたがやりたいことはほかの事業でもできますが、なぜ当社の事業を選んだのですか? など
この質問で面接官が知りたいのは「学生の志望度」や「事業・商品・サービスへの理解度」などです。
そのため企業研究・企業比較を行うときに、事業内容への理解も深めましょう。「なぜその事業でなければならないのか」を根拠つきで答えられるようにしておくと面接官を納得させられます。
たとえば不動産業界の分譲業に興味があったと仮定しましょう。しかし分譲業といっても「戸建分譲事業」や「マンション分譲事業」などがあります。そのためそれぞれの特徴を把握したうえで、自分の価値観や実現させたいことを組み合わせながら回答を考えていきましょう。
ここが曖昧だと入社への本気度を疑われてしまう可能性があるため注意しましょう。
回答例は以下の通りです。
「私が御社の〇〇事業(商品・サービス)に惹かれた理由は、その革新性と社会への貢献度です。
特に、〇〇(例:技術、サービス、商品)の特長である〇〇(具体的な強みやユニークな点)は、他社にはない価値を提供しており、業界全体をリードする存在だと感じました。
また、私自身も〇〇(例:大学時代の研究、インターンでの経験)を通じて、〇〇の分野に強い興味を持っており、この事業に関わることで、自分の知識やスキルを活かせると考えています。
特に、〇〇(具体的な機能やサービス内容)が消費者や社会に与えるプラスの影響は非常に大きく、その一員として貢献できることにやりがいを感じています。
深掘り質問/回答例⑤:なぜこの職種なのか?
- なぜこの職種を選んだのですか?
- 新入社員は全員営業職からのスタートですが、そのあとの職種の希望はありますか?またその職種を選んだ理由はなんですか? など
会社によっては「新入社員は営業職からスタート」などと決められている場合もありますが、たとえそうであっても自分が挑戦したい職種について深く語れるようにしておきましょう。
この深掘り質問/回答例をしてくる意図は「学生の本気度が知りたい」や「ミスマッチを防ぎたい」などが考えられます。「たくさん面接を受けているうちの1社ではないのか」「入社してすぐに辞められてしまったら困るな」といった不安を面接官は抱えているのです。
こうした面接官の不安を解消させるためにも自分の希望する職種について研究し、深く理解しておくことが大切。
また「全員営業職からのスタート」などと決まっているのは、仕事をしていくうえでその職種の経験が重要だからです。こうした点も踏まえながら回答を考えていきましょう。
回答例は以下の通りです。
「私がこの職種を選んだ理由は、自身のスキルと強みが最大限に発揮できると感じたからです。
大学時代に〇〇(例:研究プロジェクトやインターン)を通じて、〇〇(具体的なスキルや経験)を身につけ、この職種ではそれを活かしつつさらに成長できると考えています。
特に、〇〇職(例:営業、マーケティング、エンジニアなど)は、〇〇(例:課題解決力、コミュニケーション力、技術力など)が求められる職種であり、これまでの経験で得た〇〇(具体的なスキル)がそのまま活用できると確信しています。
また、〇〇職の役割は、企業の成長や顧客満足に直接貢献できるため、非常にやりがいを感じています。
深掘り質問/回答例⑥:志望したきっかけはなにか?
- あなたが当社を志望したきっかけはなんですか? など
この深掘り質問/回答例をされてしまったときは、1回目に答えた志望動機で具体的な根拠を述べられていなかった可能性があります。そのため2回目のこの質問でしっかりと根拠を答えられないと志望度が低いと判断されてしまうでしょう。
この質問では「過去の経験から形成された価値観が知りたい」と面接官は考えています。そこでまずはあなたと企業の接点から探ってみましょう。
- いつその企業・業界を知ったのか?
→TVCMを見たとき、商品やサービスを購入したとき、合同説明会に参加したとき、OB・OG訪問を行ったとき など
- どこに興味を持ったのか?
→商品やサービス、先輩社員の人柄、社風、経営理念、事業内容 など
こうしたストーリーを展開しながら考えると、志望した理由を面接官がイメージしやすくなり自分の価値観や体験を論理的に伝えられるでしょう。
ただし「自宅から近いから」「大企業だから」「福利厚生が充実しているから」などと、アルバイトの面接のような回答をすればすぐに落とされてしまうため注意が必要です。
以下が回答例です。
「私が御社を志望したきっかけは、〇〇(具体的な経験や出来事)です。
大学時代に〇〇(例:授業やプロジェクト、インターンシップなど)で〇〇業界について学ぶ機会があり、その際に御社の〇〇(例:製品、サービス、ビジネスモデル)に触れました。
特に、御社が〇〇(例:技術革新や社会貢献に取り組む姿勢)に強く取り組んでいる点に感銘を受け、自分もその一員として貢献したいと考えるようになりました。
また、〇〇(例:インターンやアルバイト)で〇〇(職種に関連する経験)を積む中で、御社の〇〇(例:具体的なプロジェクトや製品)が業界全体に与える影響の大きさに気づき、さらに興味を持つようになりました。
この経験が、私にとっての転機となり、御社でのキャリアを強く志望するようになったのです。」
深掘り質問/回答例⑦:入社後のキャリアプランは?
- 入社後のキャリアプランを教えてください。
- 入社後どのように活躍したいと思っていますか。 など
この質問では、入社後の働き方を解像度高くイメージ出来ているかを測っています。
しっかりと答えられると、志望度の高さを伝えることができるだけでなく、採用側に働いているイメージを持ってもらいやすくなるため、対策は入念に行いましょう。
回答例は以下の通りです。
入社後のキャリアプランとして、まずは貴社の業務や文化をしっかりと理解し、基礎的な知識やスキルを磨くことに注力したいと考えています。
特に、〇〇(業界や部署)での実務経験を積みながら、△△(具体的なスキルや分野)において専門性を深めていきたいと思います。
中長期的には、リーダーシップを発揮してプロジェクトの推進や後輩の指導を行い、チーム全体の成果に貢献できる存在を目指したいです。
最終的には、〇〇の分野でのエキスパートとして、会社の成長に寄与することが目標です。
深掘り質問/解答例⑧:同業他社と比較してなぜ弊社を選んだのか?
- なぜ、同業他社ではなく弊社を選んだのですか?
- 他の企業と比較して弊社を志望する理由をお答えください など
就活を行う中で、複数の企業を受けることはよくあります。
とくに、同業他社の場合、違いを見つけるのが難しくどちらも第一志望群に入っているという方も少なくありません。
そういった場合でも、その企業独自の強みは必ず存在するため、企業研究をしっかりと行うようにしましょう。
回答例は以下の通りです。
同業他社と比較して貴社を選んだ理由は、貴社が業界内でも特に革新性と成長性に優れていると感じたからです。
特に〇〇(貴社の強みや特徴、例:技術力やサービスの質)に注目しており、他社よりも積極的に新しい技術やマーケットに挑戦している姿勢に強く共感しました。
また、貴社の〇〇(企業文化やビジョン)も私の価値観に非常に合致しており、社員一人ひとりがチーム全体で成長できる環境が整っている点が、入社を希望する最大の理由です。
深掘り質問/解答例⑨:選考中の他社と比較して弊社を選ぶ理由は?
- 他に選考中の他社はありますか?なぜ、弊社を第一志望としているのでしょうか。
- 選考中の他社と比較して、弊社に入社を決断する決め手はなんですか? など
面接中に、「他に受けている企業はありますか?」と聞かれることがあります。
その際に、志望度合いも含めて弊社を第1志望とする理由を伝えなくてはなりません。
そのため、事前になぜ弊社を第一志望とするのか、入社への決め手は何なのかを明確にしておきましょう。
回答例は以下の通りです
現在、選考中の他社も魅力的な点はありますが、貴社を第一志望にしている理由は、貴社が〇〇(自分が貢献できる分野)でより大きな挑戦の機会を提供している点です。
具体的には、△△(貴社が行っている事業やプロジェクト)に関心があり、私自身がこれまで培ってきたスキルや経験を最も効果的に活かせる環境だと感じています。
また、貴社は□□(例えば、社員育成プログラムや社内の風通しの良さなど)にも力を入れており、自分自身の成長やキャリア形成に対するサポートが整っている点が、他社と比較して魅力的だと考えています。
深掘りした志望動機の作り方
ここからは深掘りした志望動機の作り方を4ステップで解説します。
ステップ①:既存の志望動機を4つの構成に分けて考える
ステップ②:それぞれの段階に根拠や過去の経験を当てはめていく
ステップ③:既存の志望動機に「なぜ?」を追求する
ステップ④:第三者に模擬面接をしてもらう
ステップ①:既存の志望動機を4つの構成に分けて考える
はじめに、今考えている志望動機を次の4つの構成に分けてみましょう。
- なりたい未来の自分
- それに向けてやるべきこと
- やるべきことが実現できる業界・職種・勤務地など
- 具体的な企業
ステップ②:それぞれの段階に根拠や過去の経験を当てはめていく
次にそれぞれの段階に「なぜ?」を自問自答して、根拠や過去の体験を当てはめていきましょう。そうすると具体的なエピソードが完成して面接官に響く志望動機に仕上がります。
1、なりたい未来の自分
→ 人の笑顔が見たい
→ 根拠:幼少期におばあさんを助けた経験
2、それに向けてやるべきこと
→ 人の役に立つ仕事で多くの人を笑顔にしたい
→ 根拠:結婚式場でのアルバイト
3、やるべきことが実現できる業界・職種・勤務地など
→ブライダル業界
→ 根拠:中学生の頃に参加した親戚の結婚式で、式場のスタッフが全力でサポートしてくれていたことを知り感動したから
4、具体的な企業
→〇〇株式会社
→ 根拠:常に新しい試みをする姿勢と、OB・OG訪問で知った先輩社員の人柄
ステップ③:既存の志望動機に「なぜ?」を追求する
ステップ③では、自分が考えた既存の志望動機をよく読み込んで、徹底的に「なぜ?」を追求していきましょう。「なぜ?」を追求すれば自分の価値観を形成した体験や感情があぶり出されるためです。
たとえば「人の笑顔が見たいから志望した」という部分においては、「なぜ自分は人の笑顔が見たいの?」と自問自答をしてみましょう。自分の心と記憶に語りかけ、昔の体験を思い出してみてください。
そうすれば次のように具体的な体験談を志望動機に盛り込めるようになります。
具体例
幼少期の頃に、道ばたで困っていたおばあさんを母と一緒に助けたことがありました。おばあさんに”ありがとうね”と頭をなでてもらったことを今でも覚えています。それがきっかけで人に喜んでもらうことを常に考えて行動するようになりました。
ステップ④:第三者に模擬面接してもらう
ステップ④では、第三者に模擬面接をしてもらいましょう。模擬面接をすれば、自分では気づけないような弱い箇所を見つけてもらえます。
まずはゼミの先生や家族、友人などの身近な人にお願いしてみましょう。また就職エージェントなど、就活に精通しているプロは心強い助っ人です。徹底的に模擬面接を行いたい場合には、就職エージェントのような無料サービスを使ってみてくださいね。
志望動機を深掘りするなら業界研究・企業研究に力を入れよう
最後に志望動機を深掘りする具体的な方法を3つご紹介します。
これまでにもご説明したように、志望動機を深く掘り下げるためには「業界研究」や「企業研究」が大切です。しかし単にインターネットなどでサクッと調べただけでは深く理解できません。
そこで次のような方法を用いて、業界研究・企業研究を行ってみてください。
- 業界研究本を活用する
- 業界研究ノートを作成する
- インターンシップやOB・OG訪問で企業研究をする
業界研究の本を活用しよう
まずは業界研究本をうまく活用して、志望動機を深掘りしていきましょう。業界研究本とは、たとえば「就職四季報」や「日経業界地図」などです。こうした本には業界の立ち位置や今後の見通し、勢力関係などが記載されています。
自分で集めた情報を整理できる業界研究ノートを作成する
さらに自分だけの業界研究ノートを作って活用してもよいでしょう。業界研究ノートとは、就活中に集めたあらゆる情報を自分なりにまとめておくノートのこと。
ここで「パソコンではダメなの?」と思う学生もいるかもしれませんが、就活では遠方に足を運ぶケースも多いため、軽くて持ち歩きに便利なノートが適しています。
業界研究ノートの書き方や活用方法を詳しく知りたい人は、下記の記事をあわせてご覧ください。
インターンシップやOB・OG訪問で企業研究をする
実際の仕事を体験できるインターンシップに参加したり、実際に働く先輩社員たちの話を聞けるOB・OG訪問を行ったりして、入社を希望する企業について深く理解しておきましょう。
参加申し込みや休日がなくなるなど面倒に感じる学生も多いかもしれませんが、志望動機を語るうえで非常に重要な根拠となります。説得力のある志望動機を考えて、ライバルに差を付けたい人はこうした企業研究も手を抜かずに行ってくださいね。
志望動機の深掘りでオススメの対策3ステップ
就活生くん
志望動機の深掘りで聞かれそうな質問を挙げていっても、正直キリがありません・・・。
志望動機の深掘り対策をもっと効率よく進める方法があれば教えて欲しいです。
志望動機の深掘り対策は、志望動機を作るときの流れから考えると効率的に進めることができます。
先ほどは志望動機の構成について説明しましたが、深掘り質問/回答例の対策をする時は、以下で紹介する志望動機を作る流れから考えてみましょう。
キャリアアドバイザー西園寺
- 流れ①:自分の成し遂げたいことは何か?
- 流れ②:成し遂げたいことのできる業界、働き方は何か?
- 流れ③:成し遂げたいことのできる企業はどこか?
志望動機を作るときの流れはこのようになっており、実は深掘り質問/回答例の多くが流れ①から③までのそれぞれの段階の根拠を聞くものです。
僕の志望動機を例に取ると、以下のようになります。
- 流れ①:人々が世の中の物事を自分事として捉えられるきっかけになる発信をしたい
←世の中に「他人事感」が蔓延している
←SNSや学生団体の活動で世の中の問題について人と話す機会が増え、「他人事感」を認識するようになったから
- 流れ②:マスコミ業界
←世の中の物事を自分事として捉えられるきっかけになる発信をしたい
←私が自分事として捉えた物事を、他の人も同じように自分事として捉えられるように広めていくことで、達成できる
- 流れ③:大手新聞社
←世の中の物事を自分事として捉えられるきっかけになる発信をしたい
←大災害は他人事ではないと読者に感じさせようとする姿勢を感じるから
このように、志望動機の流れごとに根拠を考えていくと抜け漏れなく志望動機の深掘り質問/回答例に備えることができますよ!
このことを踏まえた上で、志望動機の深掘り対策を成功させるオススメの対策方法を紹介しますね。
キャリアアドバイザー西園寺
- ステップ①:過去の体験について5W1Hを意識して深める
- ステップ②:企業の事業内容や社風について入念に調べる
- ステップ③:自分と企業がなぜマッチするのか説得力を上げる
それでは、志望動機の深掘りでオススメの対策3STEPについて、以下で1ステップずつ説明していきますね。
キャリアアドバイザー西園寺
ステップ①:志望動機の流れごとに5W1Hを意識して根拠を深める
志望動機の深掘りでオススメな対策の1ステップ目は、志望動機の流れごとに5W1Hを意識して根拠を深めることです。
ほとんどの志望動機の深掘り質問/回答例には、あなたの過去の経験や価値観に基づいて答えることができます。
例えば、あなたが企業に魅力を感じるのはあなたの過去の経験や価値観に基づく判断基準が、その企業を魅力的だと判断するからです。
このように、ほぼ全ての深掘り質問/回答例の根拠となる体験について何を聞かれても答えられるようにしておくことで、あなたの熱意が伝わりやすくなります。
志望動機の根拠を深める時には5W1Hを意識することで漏れが少なくなります。
キャリアアドバイザー西園寺
ステップ②:企業の事業内容や社風について入念に調べる
志望動機の深掘りでオススメな対策の2ステップ目は、「企業の事業内容や社風について入念に調べる」ことです。
競合他社ではなくその企業を選んだ理由について深掘りされた時には、その企業について深く知っている必要もあります。
企業のホームページを調べるだけでなく、企業の商品や企業についての記事などもくまなくチェックしましょう。
また志望動機の深掘り対策として効果的なのがOB訪問です。
企業研究やOB訪問に興味のある方は、以下の記事で詳しいやり方を解説しているので合わせて読んでみてくださいね。
キャリアアドバイザー西園寺
ステップ③:自分と企業がなぜマッチするのか説得力を上げる
志望動機の深掘りでオススメな対策の3ステップ目は、「自分と企業がなぜマッチするのか説得力を上げる」です。
具体的には、成し遂げたいことのビジョンに加えて、社風などとのマッチの度合いについても伝えられれば説得力が上がります。
ステップ③では、ステップ②でも話したOB訪問や、インターンで聞いたことは重要になってきますね。
僕の志望する企業にはチームでの取材、執筆を重視するという特徴があるので、自分のチームワークを大事にする一面をアピールしようと思っています。
深堀の質問に答えるためには、自己分析を徹底的に行う必要があります。
ぜひ下記の記事を読んで深堀りをしておいてください。
キャリアアドバイザー西園寺
志望動機の深掘りに関するよくある質問
最後によくある質問に解答していきますね。
質問①:そもそも企業が志望動機を深ぼる理由とは?
志望動機の深掘りに関するよくある質問1つ目は「そもそも企業が志望動機を深ぼる理由とは?」です。
結論、企業が志望動機を深ぼる理由は主に2つあると言われています。
- 志望度の高さを知るため
→どんなに優秀な人材でも、企業側から見ると入社して貰えなければ意味がありません。採用活動にかけた時間と労力が無駄になってしまいます。
そこで企業は就活生が「内定を出したとしたら本当に来てくれるのか」を知るために、志望動機を深ぼります。
- 社風やビジョンとのマッチ度合いを計るため
→就活生の志望度が高くても入社後にミスマッチを感じた場合、早期退職に繋がる可能性があります。
そのため、採用担当者は興味を持つきっかけとなった経験・志望動機の背景にある企業選びの軸(就活軸)が自社に合っているのかを確認し、その就活生が企業に合った人材か見極めています。
質問②:面接で志望動機が深ぼりされない場合はあるの?
志望動機の深掘りに関するよくある質問2つ目は「面接で志望動機が深ぼりされない場合はあるの?」です。
経験からお話しすると、深掘りされない場合はあると言えます。
よくあるパターンは「1次面接/2次面接は深掘りせず、ガクチカや志望動機を淡々と聞く」です。
主に大手企業では、このパターンが多く見受けられます。
しかし、人間性を重視しているベンチャー企業に就職したい場合は、深掘りされる場合が多いでしょう。
ワンキャリアや就活会議で選考時の質問を確認し、対策しておくことをおすすめします。
質問③:面接で志望動機の深掘りに答えられない場合落ちてしまう?
志望動機の深掘りに関するよくある質問3つ目は「面接で志望動機の深掘りに答えられない場合落ちてしまう?」です。
結論、落ちてしまう場合が多いでしょう。
それは、質問①で答えたように、志望動機を深ぼることによって、志望度やマッチ度を確認しているからです。
志望度やマッチ度を確認しようと質問したところ、満足に回答が得られなかった場合、判断をしかねてしまいます。
その結果、不合格に繋がってしまうでしょう。
そのため、深掘りに答えられるように志望動機への深堀りを行っておきましょう。
深掘りした志望動機で面接官を納得させよう!
就活の面接時には必ず質問される「志望動機」。当たり前の質問すぎて深く考えていない人も少なくありません。しかし志望動機は「自社とのマッチ度」や「学生の本気度」をみる重要な質問です。
本記事でご紹介した志望動機の作り方を参考に、面接官を一発で納得させられる回答を考えておきましょう。また深掘り質問/回答例も想定しておくと、面接時に焦らず丁寧に答えられます。
準備万端になったら、あとは自信を持って堂々と面接に臨むだけです。希望の企業から内定がもらえるようにお祈りしています。