Google Gemini（旧Bard）の日本語での使い方 | ChatGPTとの違い,口コミも

今回の記事では、「【日本語版ダウンロードは？】Google Gemini （旧Bard）の使い方 / 利用方法」について詳しく解説しています。

また併せて、「【Chat GPTに勝る？】Google Gemini （旧Bard）の強み3選」、「【やばい？】Google Geminiの評判4選」についても紹介します。

この記事を読むことで、Google Geminiの使い方・利用方法についての悩みを解決できます。

Google Gemini （旧Bard）とは「google が開発した対話型AIサービス」

Google Gemini は3つのタイプがリリース

Google Geminiには以下のように3つのタイプがあります。

これらの3つのタイプは性能ごとに区別がなされています。

以下で各タイプごとの特徴を見ていきましょう。

【Gemini Ultra】

Gemini UltraはGeminiの中で最も優れた性能を持つモデルになります。

推論速度に優れているため非常に複雑な情報を迅速に大量に処理することができます。

また、専門性の高いコーディングなどの作業についても素早く処理がなされます。

以下がGemini Ultraの用途例です。

【Gemini Pro】

Gemini ProはUltraとNanoの中間にあたるモデルになっています。

Geminiの中でも幅広いタスクを処理でき非常に汎用性が高いです。

また同時に消費電力もGemini Ultraと比べて低いため、コストパフォーマンスにも優れています。

以下がGemini Proの用途例です。

【Gemini Nano】

Gemini Nanoは最も効率的なモデルでデバイス単体での利用が可能です。

そのため、スマートフォンなどのポータブル端末にも実装ができることが特徴です。

エネルギー効率が非常にいいため応答までの遅延も非常に少なくリアルタイムでの使用に向いています。

以下がGemini Nanoの用途例です。

【Chat GPTとの違いは？】Google Gemini の特徴一覧

ここではGoogle Geminiの特徴を一覧形式で解説します。

Geminiはテキスト情報のみを処理するChat GPTとは異なり、様々な情報媒体を扱うことができます。

また、推論能力に優れているため、高度で複雑な作業も簡単に処理されます。

その反面、プロンプト設定などがやや複雑な特徴にあります。

まとめるとGoogle GeminiとChat GPTは以下のようなイメージです。

Google Gemini は日本語対応可能

結論から言うと、Google Geminiのモデルは基本的に日本語対応が可能です。

GeminiではChat GPT同様にAIチャットボット式で応答がなされます。

その際に、日本語で質問（プロンプト）を送信すると問題なく日本語での応答が確認できます。

そのため、日本語対応可能だとわかります。

一方で、最近新たに開発されたGoogle Gemini Advancedというモデルでは英語しか対応していません。

例外的に日本語対応されていないものがあることも覚えておいてください。

【日本語版ダウンロードは？】Google Gemini （旧Bard）の使い方 / 利用方法

手順①：Googleアカウントへのログイン・新規登録を行う

手順①は、Google アカウントへのログイン・新規登録を行うことです。

Google Geminiを利用するには必ずGoogle アカウントが必要です。

そのため、Google アカウントを持っていない人は、以下の画面でアカウント作成を行いましょう。

参照：Google アカウント設定画面

手順②：Google Gemini公式（日本語版）へアクセスする

手順②は、Google Gemini公式（日本語版）へアクセスすることです。

Google Gemini公式サイトに入ったら以下のような画面が表示されます。

まずはこの画面の左下にある「ログインボタン」をクリックします。

すると、「グーグルアカウントからログイン」するよう指示されるため、手順①で作ったアカウントを入力しログインしてください。

手順③：質問を入力し送信する

手順③は、質問を入力し送信することです。

手順②よりGoogle Geminiにログインすると以下のような画面が表示されます。

参照：Bardチャット画面

この画面の「ここにメッセージを入力してください」という部分に質問（プロンプト）を入力します。

聞きたいことが書き終わったら、その隣の「紙飛行機マーク」をクリックすることで送信ができます。

手順④：質問の回答を確認する

手順④は、質問の回答を確認することです。

Google Geminiに「SEOとは」と質問したときの答えが以下の画像には紹介されています。

この画像からもわかるように、Google Geminiでは以下のような特徴で返答がなされます。

【Chat GPTに勝る？】Google Gemini （旧Bard）の強み3選

強み①：インターネットアクセスを確認できる

強み1つ目は、インターネットアクセスを確認できる点です。

Google Geminiでは、質問の返答中にWebへアクセスすることができます。

この機能により、Geminiが必要に応じて関連情報をWebサイトから探すことが容易になります。

また、Google Geminiでは質問をした返答として、どの情報を参照したのか出典を示してくれます。

そのため、Geminiから返答された情報が正しいものなのか客観的に判断しやすくなります。

強み②：音声検索を使用できる

強み2つ目は、音声検索を使用できることです。

Google Geminiではテキスト以外にも音声で質問することができます。

音声1つで検索ができるため、忙しい時やタスクをしている途中でも効率的に検索を行える点が非常に魅力的です。

また、この音声認識機能を使った検索機能はChat GPTでは実装されていません。

そのため、音声検索を使用できることはGoogle Geminiの大きなメリットといえます。

強み③：位置情報を反映した応答が可能

強み3つ目は、位置情報を反映した応答が可能であることです。

これはGoogle Geminiの使用中に位置情報をONにすることで実装できます。

位置情報を反映することにより、質問者がどのような場所にいて何を求めているのかを瞬時にAIが特定してくれます。

そのため、場所について詳しく指示する手間を省き正確な情報にアクセスできます。

【検索以外にも？】Google Gemini（旧Bard） の機能3選

機能①：資料データの解説

機能1つ目は、資料データの解説です。

Geminiには高い言語認識機能・類推機能があります。

よって、資料データを与えることで資料内容を簡単に解説することができます。

また、英語の資料を日本語へ翻訳することも可能です。

そのため、資料を読むうえで時間のかかる内容の理解や翻訳といった作業を効率化でき、時間短縮へつなげられます。

機能②：Webサイトの要約

機能2つ目は、Webサイトの要約です。

Geminiは大規模検索エンジンを持つGoogle によって運営されています。

そのため、生成AI であるGeminiも検索エンジンとしての機能を有しています。

Geminiの質問欄にWebページのURLを指定することによって容易に要約を行うことが可能です。

特に、長い文章の記事の素早い理解や重要ポイントの効率的な把握にはこのWebサイトの要約機能は欠かせません。

機能③：コンピュータ言語のコーディング

機能3つ目は、コンピュータ言語のコーディングができることです。

Google Geminiは非常に優れた推論能力を持っています。

また、Python・Java・C・C++といったメジャーなコンピュータ言語の知識や仕組みを専門的に学習しています。

そのため、用途や定義をうまく指定することでプログラマーのように優れたコンピュータ言語をコーディングできます。

【やばい？】Google Geminiの評判4選

良い評判①：Googleの他機能と組み合わせやすい

最初にGeminiとGoogleの他機能を統合した人の口コミを見ていきましょう。

AI Gemini をここ数日使っている、無料版だがものすごくレスポンス良いし、またGoogle なのでスプレッドシートに書いてくれたり、結構統合度合い高いので、使いやすいし、生産性も上がる。

— アピス＠AIでWEB制作、日常業務を変革する (@apice_tool) February 26, 2024

良い評判1つ目は、Googleの他機能と組み合わせやすいことです。

GoogleはYoutube、Google マップ、Webブラウザなど沢山の機能を提供しています。

そのため、拡張機能によりGoogle Geminiと紐づけを行い統合することで生産性を高めることが可能です。

以下では拡張設定によりGeminiと紐づけできる機能を紹介します。

良い評判②：精度の高い画像生成ができる

最初に、Geminiで画像生成を利用した人の口コミを見ていきましょう。

GoogleのGeminiは、完全にChatGPT を意識してUIとか似てるけど、前のBardだと使いづらさあったけど、逆に使いやすいですね。
回答速度や画像生成も早いし、精度もそこそこ高いし、ファクトチェック機能もあったり、ChatGPT 1強だったけど、主で使う生成AIの選択に悩むなー#Gemini #AI #ChatGPT pic.twitter.com/72L5HGRirB

— 有江大輔|WEBマーケティング支援 (@ad_crew_2022) February 10, 2024

良い評判2つ目は、精度の高い画像生成ができることです。

Google Geminiでは、Gemini Pro, Gemini Ultraなどのタイプに限らず画像生成を行うことができます。

そのため、自分が作ってほしい画像をプロンプトに指示することでかなり高機能な画像を生成することが可能です。

一方で、Chat GPTでは画像生成機能を無料で使うことができません。

よって、精度の高い画像生成を無料で利用できる点で非常に評判が高くなっています。

悪い評判①：プロンプト通りの応答をしないことが多い

最初に、Geminiのプロンプト指定に関する口コミを見ていきましょう。

Google Gemini、論理的整合性を問うような作問タスクとかやったりしてもらってるけど、GPT-4には全く及ばないな…。あと、フォーマットとかルールも全部無視して出力してくれるのなんなの…。GPT-4の粗悪品みたいなのが最近出過ぎていて、AIに対する評判を落とそうしているようにすら見える。

— sifue(吉村 総一郎) (@sifue) February 19, 2024

悪い評判1つ目は、プロンプト通りの応答をしないことが多いことです。

プロンプトとは、Geminiに特定の出力を促すための指示のことです。

通常、GeminiやChat GPTなどの生成AIはあるきまったプロンプトを指示することで出力が行われます。

例えばGeminiで「文章をわかりやすく要約してほしいとき」以下のような指定を行います。

この例は、かなり単純なプロンプトなので出力は指示通りに行われる可能性が高いです。

一方で、先ほどの文章に論理的で複雑な要求を付け加えるとフォーマットを無視した文章が生成されることもあります。

Geminiでは複雑なタスクをこなせる反面、プロンプトの指定の仕方が複雑で難しいという弱みがあります。

またChat GPTほど普及されてなく効果的なプロンプト作成も進んでいないため、使用感がよくなるには時間がかかりそうです。

悪い評判②：前の質問の反映がされにくい

最初に、Geminiの前の質問に引き続いての応答に対する口コミを見ていきましょう。

GoogleのAIチャットがBirdからGeminiになって、前の質問が反映されにくくなった？

私のプロンプトが悪いのかな？

画像生成AIはGoogle PlayのCiciが使い易い。

AIは記事の方向性や論点をまとめるのに使うのが、おススメです。代筆にしちゃうと面白くないですよ。

— 探してタマゴ鳥 (@wakarinopon) February 11, 2024

悪い評判2つ目は、前の質問の反映がされにくいことです。

生成AIでは、質問を続けてする際に前の質問を踏まえて回答がなされることが基本的に多いです。

一方で、Geminiでは前の質問に引き続いて質問をした際、内容を踏まえず回答がなされることがあるようです。

もちろんこうした不具合は生成AIにはつきものです。

しかし、Chat GPTなどでは前の質問を反映した回答がスムーズにできるため、Geminiの改善点であると言えそうです。

Google Gemini （旧Bard）を利用する際の注意点2選

注意点①：誤った応答を生成する可能性がある

注意点1つ目は、誤った応答を生成する可能性があることです。

Google Geminiでは、わからない情報を聞いて詳細な回答を得ることができます。

回答作成はGoogle のブラウザ上にあるWebサイトを根拠にしているものが多いです。

そのため、Webサイトを直接閲覧するとき同様に情報リテラシーに気を付ける必要があります。

どのような根拠を持ってこの情報が書かれているのか必ずチャックするようにしましょう。

注意点②：バッテリーを大きく消費する

注意点2つ目は、バッテリーを大きく消費することです。

Geminiなどの生成AIで検索をする際、Webブラウザよりも効率的に検索ができます。

しかしその一方で、検索する際に消費する電力はGeminiなどの生成AIが圧倒的に多い傾向にあります。

そのため、デバイスのバッテリー消費を節約したい人などは注意が必要です。

Google Gemini （旧Bard）に関するよくある質問3選

質問①：Google Geminiの効果的な活用方法は？

Google Geminiの効果的活用法は検索機能以外にもいくつかあります。

以下で、Geminiの効果的な活用方法を一覧にしました。

質問②：Google Geminiは拡張機能を使える？

結論から言うと、Google Geminiは拡張機能を使うことができます。

拡張機能とは、Geminiの機能を拡張するための追加機能のことです。

実際に、GeminiとGoogle の他機能を連携することで拡張されます。

以下でGeminiと連携できるGoogleの機能を見ていきましょう。

質問③：Google Geminiは何の言語に対応しているの？

結論から言うと、Google Geminiのタイプによって異なります。

まず、新たにリリースされGeminiの有料版に使用されるGoogle Gemini Ultraは英語のみにしか対応がありません。

実際に、日本語で質問を行うと不自然な答えが返ってくることが多いようです。

一方で、汎用性が高く無料版のGeminiにも利用されているGemini Proは多くの言語に対応しています。

Google によると対応する言語は40にものぼり、地域は200以上になるようです。

まとめ：Google Gemini（旧Bard）の特性を理解して、業務を効率化を実現しよう

今回の記事では、「【日本語版ダウンロードは？】Google Gemini （旧Bard）の使い方 / 利用方法」について詳しく解説しました。

また併せて、「【Chat GPTに勝る？】Google Gemini （旧Bard）の強み3選」、「【やばい？】Google Geminiの評判4選」についても紹介しました。

この記事を通して、皆さんの疑問や悩みを少しでも解消することができましたら、嬉しい限りです。