【もったいない？】農協を辞める理由5選 | おすすめの転職先や体験談/口コミも

農協を辞めるともったいないと思う人は少ない

職場環境や待遇が良くないから

農協を辞めるともったいないと思う人は多くない理由1つ目は、良い待遇ではないからです。

以下の口コミがありました。

今後の成長が感じられない。

Ⅰ県1jaの傾向にあり、長く働ける環境ではないため。結局はjaのお世話役であり、こちらが悪くないミスをしても全部全農のせいにされるためたまったもんじゃない。

ja支援等の動きもあるがja自体変わる意思がなく全農が勝手に動いている感じになっている。

県本部によっては車の強制等もあり、古い文化が残っており、欲しくない車を買わされる可能性がある。それをおかしいと言えない文化や変わろうとしない上の考えが自分には合わないと感じた。

参考：openwork

またこんな意見もありました。

年功序列で古い体質。変革と口では言っているがJA自体が体質が古いので、変わりようがない。未だにFAX受発注などがメインの事業もあるが、JAが全国に山ほどあり、それぞれが農業者出資のいわば別資本なので一枚岩でなく、DX化しようにもJAの数だけ課題があってうまく進んでいない。それどころかPCやネット環境すらないJA支店等もザラにあり、完全に時代に取り残されている。そのようなJAと運命共同体なのでそう簡単には時代に適合できなくなっている。

参考：openwork

離職者数は増加の傾向にある

現在、農協はどこの県でも離職率は高くなっている傾向にあります。

中には30％を超えているところもあるなど、職員が農協から大量に離職していることが問題視されています。

ベテランの職員の退職の他にも、少子化により新規人材の獲得がかなり難しい状況にあることが一因になっています。

また過度なノルマであったり将来への不安なども、今回の離職者数が増加の傾向にあるという結果に繋がってしまっているようです。

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【もったいない？】農協を辞めたくなる理由6選

理由①：農協で取り扱っている商品を買わされるから

農協で辞めたい理由1つ目は、農協で取り扱っている商品を買わされるからです。

農協で働く方々の中には共済（保険）だけでなく物品の販売についてもノルマを持たされている人もおり、このノルマの達成のために自ら商品を購入せざるを得ない職員もいます。

以下のような口コミがありました。

「入社の理由の妥当性」と「認識しておくべき事」：

自爆（自分で商品を買ってノルマを達成する）が嫌なら入らない方がいい。どれだけ給料が自爆で消えたか。

入社時に、社内結婚するならどちらか辞めるように言われた。勿論、そうなって辞めた男はおらず、辞めるのは女ばかり。

参考：openwork

理由②：平均年収が低すぎるから

農協で辞めたい理由2つ目は、平均年収が低すぎるからです。

農協の平均年収は職種や組織によって異なりますが、基本的に年功序列です。

地方のある県の農協では、営業職の平均年収が355万円、最低額では220万円となっています。

日本の営業職の平均年収は480~560万円と言われているので、世間の平均年収よりも下回っていることが分かります。

以下のような口コミがありました。

営業職には、歩合に応じて報酬があるが、具備条件が複数設けられており、達成していなければカットされる。

目標を達成するために、自分で必要以上の保障に入ったり、機関紙の定期購読や地域の特産品の購入など、JA内部へ還元することが多く、実際の手取り額は少なくなると考えた方がよい。

営業職から外れた場合は年収が下がる。

参考：openwork

また、他の方はこんなことを言っています。

基本給は年齢によって確実に上昇していくが、職能給と合算しても昇給の幅がとても小さい。賞与は年間に夏・冬・年度末と3回あり合計5か月前後支払われるが、基本給がもともと大きくないのであまり期待出来ない。

配属部署にもよるが、各支所の渉外担当になると営業目標は課されるが成果によって報奨金が支払われるので営業をやっているうちはそれなりに良い年収にはなる。（他の営業職と比べると見劣りする。）

しかし、営業職から昇進して内勤になると今までもらっていた報奨金が無くなり大幅に年収ダウンになることも…。元の年収に戻るまで数年かかってしまう。

参考：openwork

理由③：ノルマがきつすぎるから

農協で辞めたい理由3つ目は、ノルマがきつすぎるからです。

一部の農協には、共済（保険）事業で職員がノルマ達成のため自ら自腹を切って商品を購入するといった「自爆」と呼ばれる行為が現在でも残っているようです。

この背景には、職員への過剰な営業ノルマが存在します。

そもそも営業はノルマやプレッシャー、目標達成のための努力が求められ、心身に大きな負担がかかります。

特に自分の得意分野や興味と合わない場合は、さらにその負担が増すでしょう。

以下のような口コミがありました。

営業にはノルマが課せられ、達成できない場合には実質強制で自爆になりますが、エリア制で基本的には組合員相手なのに、毎年ノルマが倍になります。

また、営業にまわる人が家にいる時間にまわるため、夜間アポが多く、それはすべてサービス残業となり、退社時間は19~21時が普通です。夏の日が早い時間は組合委のグランドゴルフに朝5時から参加し出社します。

参考：openwork

また、他の方はこんなことを言っています。

ノルマが多い。毎月新聞・旬鮮倶楽部で給料から天引きされ、雑誌も強制的に購読させられる。

毎年飲料水、お中元お歳暮、保険とノルマがあり、自爆してでも達成するように言われる。

保険ノルマは特に知識がない中でも契約してこいと言われるので、自爆が当たり前になっている現状で、生活が成り立たない。

参考：openwork

理由④：業界自体の将来が不安だから

農協を辞めたい理由4つ目は、業界自体の将来が不安だからです。

農協はJAグループの基幹事業であるため、完全になくなることは考えにくいです。

一方で、事業総利益や組合員数は減少の一途をたどっており、また職員の離職に歯止めがかかっていないという現状があります。

営業面で比重の大きい農協特有の信用事業や、共済事業にも多くを期待できない状況にあるため、かなり危機的状況にあるとも言えます。

こんな口コミがありました。

顧客が高齢者が多いので、将来性は無いと思う。共済に関しても、昔の人はたくさん入っていたが、今の若い人は保険の重要性をあまり感じていないと思うのでこれからは難しいと思う。

参考：openwork

また、他の方はこんなことを言っています。

事業展望：

顧客の高齢化に伴い、顧客の現象、農協離れが加速していっています。

そのくせ、毎年の営業ノルマはかわらず、そのせいか、現場は高齢化先に向かい、若年層にはあまり目を向けない。

そんな繰り返しで顧客離れ、高齢化がどんどん加速していき、将来性はあまり無いように思います。

また、上層部も短期的な収益ばかりに目を向けて長期的な利益には目を向けない様に思います。

参考：openwork

理由⑤：休日出勤やサービス残業が多いから

農協で辞めたい理由5つ目は、休日出勤やサービス残業が多いからです。

賃金の未払いは、職員の労働に対する意欲を欠如させる要因になり得ます。

その業務の性質上、職員は顧客の生活サイクルに合わせた夜間アポなどを余儀なくされることがあり、結果に退社時間が遅れサービス残業に繋がってしまっています。

農協離れや農家の減少により農協自体の財源が厳しくなっていることも一因となっているようです。

以下のような口コミがありました。

年功序列型。顧客に対するコンプライアンスは厳守させようとする一方、サービス残業をさせる上司がいるなど職員に対するコンプライアンス意識は低いものが多い。

仕事のできる人に仕事が偏る。仕事ができなくて偉そうな40代以上が蔓延っているので若い優秀な人は我慢の期間が長い。

参考：openwork

また、他の方はこんなことを言っています。

残業代が殆ど出ないで毎年営業のノルマが増えて行っています。定時を超えた部分はフレックスタイム制度で調節するとの事ですが殆どの職員が使ってないし休日出勤もたまにあります。

また農業はこれからTPPなどもあり衰退していく業界であるが特に営農改革もせずに金融商品、保健推進がメインであり農業者の為の組織なのかと疑問に感じる事があります。

参考：openwork

理由⑥：職場での飲み会や交流会が多く人間関係に悩むから

農協で辞めたい理由6つ目は、職場での飲み会や交流会が多く人間関係に悩むからです。

農協は、他の企業と比べると体育会色が強いこともあり職場での飲み会や交流会の数が多いと言われています。

組合員や農家との方との繋がりな大切な農協において、飲み会や交流会は顧客や職員同士の信頼関係を構築するための場でもあります。

それにより不参加を言い出しづらく、結果的に望まない飲み会や交流会への強制参加に繋がっているようです。

仕事で関わるよりもプライベートな時間を過ごす飲み会や交流会がきっかけで人間関係に悩むこともあるでしょう。

以下のような口コミがありました。

ここ最近コロナが落ち着いてきてからは部会などの飲み会や研修が非常に多く、せっかくの休みも飲み会のために出てきたりしなければならない。

今年はコロナが落ち着いてきたので、飲み会、県外研修、旅行などがもう予定として入っている。

こういうことが好きな人ならばいいが、苦手な私みたいな人からしたら地獄です。

参考：openwork

また、他の方はこんなことも言っています。

農協なので古くからの体育系体制が残っており、残業しないと悪という風習が残っている。また業務上飲み会が多いところもあり、プライベートの飲み会等も多かった様子。イベント後は基本的に飲み会で二次会までの参加が必須となっている。

参考：openwork

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農協を辞めるのはもったいない？後悔する？体験談や口コミ

体験談/口コミ①：きついノルマと自爆営業から解放された！

ニュースでJA(農協)の過度なノルマと自爆契約と不正契約のやつやってたけど、昔農協にいた頃と何も変わってない最低な体質のままだわ。思い切って辞めて転職して今は本当に良かったと思ってるし、若い人ほどノルマについて疑問を感じるならさっさと辞めた方がいいよ。

— たぬ@社畜 (@ym14n) January 12, 2023

体験談/口コミ②：転職活動を始めて今の待遇の劣悪さを知った！

まじで転職活動本格的にはじめてから気付いたんだけど農協の待遇ってほんと悪すぎるよね
パワハラ、学歴差別、サービス残業その他もろもろ…
なんでこんな会社入ったかなぁ…#農協 #JAバンク

— 反協 (@nokyukaitai) April 22, 2024

体験談/口コミ③：農協にもよさはあったけれど、結果的に辞めて後悔しなかった！

農協で働くことのすべてが悪ではないので、悩む気持ちわかります〜。
わたしは精神的に大分解放されたのでやっぱりやめてよかったと思います！

— じゃー。JA辞め (@jamomx) September 10, 2022

農協を辞めるのはもったいないと言われる理由3選

理由①：知名度があるから

農協を辞めるのはもったいないと言われている理由1つ目は、知名度があるからです。

農協は農業の復興や農家の支援に貢献しており地域経済やコミュニティに密接に関わっています。

また、農協が提供する農産物や商品は品質が高いとされることが多く、消費者から信頼されるブランド力を持っているなど地域住人にとっても身近な存在です。

これらのことが知名度の高さに繋がっていると考えられるでしょう。

理由②：育児休暇などが手厚く福利厚生が充実しているから

農協を辞めるのはもったいないと言われている理由2つ目は、育児休暇などが手厚く福利厚生が充実しているからです。

子どもの育児に専念するため、子どもが満1歳になるまで「育児休業制度」が利用できる他、子どもが小学校3年生を終了するまで、勤務時間を短縮する「勤務時間短縮制度」が利用できます。

また、子どもがケガをしたり病気になってしまった場合には「看護休暇」が取得し子どもの看護が可能であるため、子育てをする環境は充分に整っていると言えます。

それだけでなく住宅補助や寮の斡旋などもあり、一般的に福利厚生で求められる制度は整っているみたいです。

理由③：エリアごとの勤務で全国転勤がないから

農協を辞めるのはもったいないと言われている理由3つ目は、エリアごとの勤務で全国転勤がないからです。

全国コースと県域コースの二通りがあり、後者の県域コースを選択すれば県内の移動のみで全国転勤はありません。

ただし総合職といった特定の職種には全国転勤が伴うなど、所属する部署によっては全国転勤がある職員の方もいるようですが、それぞれの志向により勤務地を決めることができるようです。

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【転職難しい？】農協でのスキルを活かせるおすすめ職種・業界5選

おすすめ①：地方公務員

農協退職後の転職先1つ目は、地方公務員です。

都道府県・市町村などの地方自治体で働く公務員で、日本の公務員全体の約8割以上を占めます。

治安や交通、水道などのライフライン、教育や文化に関する事業など、地域の生活全般に関することに携わっています。

地域住民の要望を反映させて、住民がより良い暮らしを実現できるようにする仕事であるため、地域住民と関わりの深い農協で働いていた方にはおすすめの職業です。

おすすめ②：事務職員

農協退職後の転職先2つ目は、事務職員です。

事務職員はオフィスワークの中でも、もっとも基本的な職種です。

マイナビキャリレーションによると、具体的な仕事内容としては以下が挙げられます。

このように、事務職員には様々な仕事が任されています。

参考：マイナビキャリレーション

おすすめ③：営業職

農協退職後の転職先3つ目は、営業職です。

主に、必要に応じて自分が担当する取引先企業や顧客などの得意先へ出向いて悩みやニーズなどを聞き出し、自社商品・製品・サービスなどのセールスや顧客が満足できるような提案を行います。

また、新規顧客の開拓も重要な業務内容です。

顧客との距離が近い分、直接感謝や喜びの声を聞けることが大きなやりがいの一つとなっています。

おすすめ④：独立行政法人

農協退職後の転職先4つ目は、独立行政法人です。

国が直接行なわない規模かつ採算性の観点から民間企業が手を付けない公共的な事務・事業を行う法人のことを言います。

社会貢献度が高く、また福利厚生もしっかりしているため、農協からの転職先としておすすめです。

おすすめ⑤：公益法人

農協退職後の転職先5つ目は、公益法人です。

公益法人とは、公益の増進を目的として、法人の設立理念に則って活動する民間の法人のことを指します。

主務官庁の審査を通過し公益認定を受けた法人組織であるため、社会から信頼されている団体です。

公益法人の離職率は低く、また公益事業の仕事を通じて社会に貢献できるため、地域社会の一員として積極的に社会貢献活動を進めている農協で働いていた方にはおすすめの職業です。

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農協を辞めることがもったいないに関するよくある質問

質問①：40代でも農協を退職することはできる？

結論から述べると、40代からでも農協を退職することはできます。

実際に農協を辞めた人の口コミを見ていくと、在籍20年以上の人でも農協を退職していることが分かります。

協同組合という組織でありながら利己的な考えの人間が多い。企業理念に則った仕事を目指したいが阻害要因が多過ぎて組織としての成長が見込めない。新規および中途採用は増加傾向ではあるが若手の離職率も増加傾向であり、大きな要因はライン長以上の人間の感性の古さや思想への固執による意識格差だと感じる。組織として変化していかないことに限界を感じ転職をするに至った。

参考：openwork

また、こんな口コミもありました。

退職検討理由：

農業グループ全体の将来不安。良くも悪くも政治に左右されるため、農業を過小評価している政権下ではジリ貧。

参考：openwork

質問②：農協の業界はオワコンってほんと？

結論から述べると、農協の業界がオワコンと評されることはあります。

しかし、人によって業界に対する価値観や考えは異なってくるため、一概にオワコンであるとは言い切れません。

こんな口コミがありました。

農業中央金庫だけでなく、JAグループ全体としてオワコン化してきている（もちろん金庫の支持母体である地域レベルのJAおよび信連も）。徐々にjaの貯金は流出してきており（若者の流出が原因）、それにより農林中央金庫が運用する資金も減少する。すると、農林中央金庫の目玉である「日本一の機関投資家」の存在感も薄くなるのである。

参考：openwork

また一方で、こんな意見もありました。

働きがい：

世間にはあまり理解されていませんが、農協組織、とりわけ経済事業の連合会の役割は日本の食の安定供給にとって重要と考えています。こうした組織なので、日々の業務にはやりがいを感じています。

参考：openwork

質問③：農協の離職率は高いの？

結論から述べると、一概に農協の離職率は高いとは言えないです。

農協は、2024年4月1日時点で全国に507あります。

同じJAグループであったとしても別会社であるため、会社ごとにそれぞれ離職率は異なってきます。

都道府県別だけでなく、店舗ごとにも離職率は異なってくるため、一度自分の勤めている店舗の離職率を調べてみてから他と比較することをおすすめします。

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まとめ：農協を辞めてもったいないと思う人は少ない！じっくり考えて決断しよう

いかがでしょうか？

この記事では【農協を辞める理由6選】について解説しました。

合わせて実際に農協を辞めた方の体験談/口コミ、農協を辞めるのはもったいないと言われる理由3選についても紹介しました。

またおすすめの転職先5選についても説明しました。

農協を辞めてもったいないと思う人は少ないですが、実際に辞める方があっているか否かは人それぞれです。

じっくりと考えてから決断するようにしましょう。