BIPROGYの平均年収は788万円 | 転職難易度,残業時間,離職率,福利厚生,ボーナスも

BIPROGYの平均年収,給与推移について

BIPROGYの平均年収は「788万円」で業界20位以下

BIPROGYグループのサステナビリティ情報サイトによるとBIPROGYの平均年収は788万円です。

また、OpenWorkによるとBIPROGYの年収はIT業界の中で20位以下でした。

しかし、2022年の日本の平均給与は458万円と国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によって発表されているため、高めの平均年収であるといえます。

【年齢別】新卒,3年目,30歳,40歳,50歳

BIPROGYの年齢別の年収は以下のようになっています。

参照： BIPROGY(OpenWork)

【職種別】エンジニア,SE,営業,企画など

BIPROGYの職種別平均年収は以下の通りです。

参照： BIPROGY(OpenWork)

【他社比較】SCSK,NTTコムウェア,伊藤忠テクノソリューションズ,TISなど

BIPROGYは競合他社と比較しても比較的平均年収が高いといえます。

以下に競合との比較を表でまとめているので、ぜひ参考にしてください。

参照：OpenWork

【やばい？】BIPROGYの働き方はホワイトなのか、口コミも紹介

【結論】BIPROGYはホワイト企業（OpenWork総合評価：3.55/5）

結論から述べると、BIPROGYはホワイト企業であると言えます。

なぜなら、BIPROGYはOpenWorkの総合評価で3.55/5点であるからです。

これは、OpenWorkの総合評価ランキングで上位3%にランクインしており、かなり評価が高いです。

福利厚生：短時間勤務制度の条件が緩く、育児・介護制度が整っている

BIPROGYでは短時間勤務制度の条件が他社と比べて非常に緩いです。

法律では時短勤務制度の対象になるのは3歳未満の子供がいる社員ですが、BIPROGYの場合は子供が高校を卒業するまで時短勤務制度が適用されます。

また、他にも育児・介護制度が非常に整っています。

以下にBIPROGYの福利厚生の一覧を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

家賃補助/住宅手当：月3万円支給される

BIPROGYでは月3万円の住宅補助や月4万円で利用できる独身寮などの住宅手当があります。

ただし、どちらの制度も条件を満たす人のみが利用できます。

以下に条件をまとめたので参考にしてみてください。

参照：BIPROGYグループのサステナビリティ情報サイト

離職率：3.06%とかなり少ない

BIPROGYグループのサステナビリティ情報サイトによるとBIPROGYの離職率は3.06%です。

日本の平均離職率は10〜15％と言われているため、3.06％という数値はかなり低く、ホワイト企業であると言えます。

しかし、実際に働いている方で以下のような口コミを残している方もいるので注意が必要です。

残業時間があまりにも長かった。新卒入社後の研修を終え、最初の配属先で2年間毎日終電まで働き、その後の異動先での数年間は終電かタクシー変えるという生活だった。最終的に体調を崩しがちになり退職を決意した。

また、残業がなくても退職していたと思う。技術志向の人間があまり長くいれる会社ではないと感じた。技術開発・研究をする部署もありえる程度希望は汲んで配属してくれるが、ジョブローテーションもあり一つの技術を深く突き詰めるということには向かない人事制度だと感じる。

参照：BIPROGY(OpenWork)

残業時間：17.3時間とSIer業界の中では平均よりやや短い

BIPROGYの残業時間は17.3時間であり、SIer業界の中では平均よりやや低いです。

参考に日本企業の平均も紹介しているので、ぜひ目を通してみてください。

参考：OpenWork / 厚生労働省「毎月勤労統計調査　令和４年分結果確報」

同業他社と比較してもBIPROGYの残業時間は比較的長いと言えます。

以下にBIPROGYの同業他社残業時間を紹介しているのでぜひ参考にしてください。

参考：OpenWork/BIPROGYグループのサステナビリティ情報サイト

ボーナス：年2回、基本給の約4か月分をもらえる

BIGROGYのボーナスは年に2回あり、合計で基本給の約4ヶ月分を付与されます。

平均は1回あたり基本給の1~2ヶ月分が付与される場合が多いため、平均程度のボーナスをもらえることがわかります。

実際に働いている社員の方には以下のようなコメントを残している方がいます。

ボーナスも給料も少ないです。ボーナスは特にもう少し上げてもいいんじゃないでしょうか。不満を抱えている社員はたくさんいます。他の、待遇がいい会社にそのうちいい人材が流れていきそうです。給与に不満があるから転職を考えている若手社員も多いです。

参照：BIPROGY(OpenWork)

有給休暇取得率：85.15％とかなり高い

BIPROGYの有給取得率は85.15%です。

厚生労働省が発表した「令和５年就労条件総合調査の概況」によると、年次有給休暇取得率は62.1％であったことがわかっています。

このデータより、BIPROGYの有給休暇取得率はかなり高いことがわかります。

以下に競合他社の有給休暇取得率を紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてください。

＊各企業HPとリクナビを参考

BIPROGYの転職/中途採用難易度

【結論】BIPROGYの転職/中途採用難易度は「高くはない」

結論から述べると、BIPROGYの転職/中途採用難易度はそれほど高くはないです。

その理由は、BIPROGYは転職市場において非常に人気の企業ではなく、中途採用比率が多いからです。

以下でさらに詳しく解説しているのでぜひ読んでみてください。

理由①：転職人気企業ランキングにランクインするほどではないから

BIPROGYの転職/中途採用難易度が高くはないと言える理由1つ目は、「全業界の」転職人気企業ランキングにはランクインしておらず、「IT業界の」ランキングでは上位だからです。

東洋経済が公表する「『社会人が転職したい会社』300社ランキング」にも、dodaによる「転職人気企業ランキング2023〈総合〉」にもランクインしていませんでした。

しかし、みん就による「2024年卒 IT業界新卒就職人気企業ランキング」によると、BIPROGYは19位にランクインしています。

理由②：中途採用比率が53.1％と多いから

BIPROGYの転職/中途採用難易度が高くはないと言える理由2つ目は、中途採用比率が高いからです。

以下に2020年度から2022年度の中途採用比率をまとめてみたので参考にしてみてください。

参照：BIPROGYグループのサステナビリティ情報サイト

日本経済新聞の採用計画調査によると2023年度の採用計画に占める中途採用の比率は37.6%でした。

そのため、BIPROGYの2022年度の中途採用比率である53.1%は非常に高いことが分かります。

補足：職種によっては実務経験が3〜5年以上求められる場合もある

BIOROGYの中途採用では実務経験が3～5年以上求められる場合があります。

以下に実務経験が3～5年必須な職種とその必須条件をまとめてみたので参考にしてみてください。

その他IT企業の平均年収に関する記事一覧

BIPROGYへ転職しやすい企業について

自動車メーカー→BIPROGY

BIPROGYに転職した人の前職の例として自動車メーカーがあります。

自動車メーカーからBIPROGYに転職した方は以下のような発言をしています。

自動車メーカーでは生産管理システムの開発・運用を担当していましたが、結婚に伴って東京に移住することになり、転職を検討するようになりました。

これまでのスキルが活かせる製造業のシステム案件を数多く手がけ、加えて金融や流通、公共などの広い分野で事業を展開している当社に大きな魅力を感じたのが入社の理由です。

現在では、マネジャーとして顧客のDX推進を支援するサービス企画や分析プロジェクトを推進し、スキルアップを図っているようです。

参照：キャリア紹介(BIPROGY)

旅行代理店→BIPROGY

BIPROGYに転職した人の前職の例として旅行代理店があります。

旅行代理店からBIPROGYに転職した方は以下のような発言をしています。

12年間、旅行代理店で法人営業に従事していました。同じお客様に対して同じ業務を続けていく中で、いつしか慣れがでてしまい、自分の成長を感じにくくなっていました。そのことに危機感を持ち、自ら思い切って海外に赴任しましたが、自分の非力さをつくづく思い知ることになりました。

このままではという思いから転職を決意いました。当社を選んだ理由は自分にとって「新たな業界」というチャレンジ要素が大きくありながら、前職での経験や知識が活かせる環境もあると感じたからです。

現在ではアカウントセールス兼ポートフォリオマネージャーとしてお客さまのビジネス拡大に向けた検討および提案活動に従事し、シナリオプランニング力の強化に努めているようです。

参照：キャリア紹介(BIPROGY)

コンサルティング業界→BIPROGY

BIPROGYに転職した人の前職の例としてコンサルティング業界があります。

コンサルティング業界からBIPROGYに転職した方は以下のような発言をしています。

前職はコーチング会社のコンサルタントで、組織内のコミュニケーション改善や組織風土改革などについて、専門的な立場からアドバイスをする仕事でした。実は当社は私が担当していたクライアントで、4年間、いろいろな提案をするなかで、私もこの会社の中に入って一緒に組織づくりがしたいと思うようになりました。コンサルタントとして第三者的な立場で支援することにもどかしさがあり、何よりも、当社の組織改革への強い思いに惹かれるものがあったからです。

管理職の皆さんの多くが、とにかく会社を変え、部下が今以上に躍動する組織にしたいという熱意にあふれていてとても感動しました。

現在では、人事部組織開発室の部長として社員一人ひとりのパフォーマンス向上と当社で働く幸せ度合の向上に向け、有効な戦略を立案、推進を行っているようです。

参照：キャリア紹介(BIPROGY)

通信キャリア→BIPROGY

BIPROGYに転職した人の前職の例として通信キャリアがあります。

通信キャリアからBIPROGYに転職した方は以下のような発言をしています。

12年間勤めた国内の大手通信キャリアから当社に転職しました。前職では営業担当としてお客さまの情報通信におけるインフラサービスの提案などをしていました。企業の事業を支えるシステム開発を担いたいと思って入った会社でしたが、ネットワーク分野での仕事が多かったことから、お客さまのビジネスに直結する仕事に就き、お客さまが目標とするゴールをベンダーではなくパートナーとして一緒に目指したいと思い転職を検討しました。当社が今持っていないテクノロジーについても、ベンチャー企業などと提携して獲得していくと聞き、そのチャレンジにも魅力を感じて当社で次のキャリアを築こうと決断しました。

現在では、アカウント・ソリューションセールスとしてお客さまと共に経営課題の解決策を考えながら、提案活動を実施しており、提案力の向上を目指して活動しているようです。

参照：キャリア紹介(BIPROGY)

BIPROGYに転職するための対策法

対策法①：職務経歴書をBIPROGYで評価されるように作り込む

BIPROGYに転職するための対策法①は、職務経歴書をBIPROGYで評価されるように作り込むです。

職務経歴書は使いまわせると思っている方もいますが、職務経歴書は1社ずつ書き分けるようにしましょう。

なぜなら、企業によって求められる能力やスキルは異なっており、企業に合わせてアピールするポイントは異なるはずだからです。

BIPROGYでは個の多様性、専門性を認め合い、需要しながら新たな価値創出ができる人を求めています。

そのため、自分の個性や専門性が伝わるように履歴書を書くようにしましょう。

また、BIPROGYでは職種ごとに歓迎条件が記載してある場合があります。

以下に各職種と歓迎条件の一部をまとめてみたので参考にしてみてください。

対策法②：学生時代に力を入れたことを話せるようにしておく

BIPROGYに転職するための対策法②は、学生時代に力を入れたことを話せるようにしておくです。

その理由は転職会議によると、中途採用の面接で学生時代の取り組みについて聞かれるからです。

大学時代に力を入れたことだけでなく、高校時代のエピソードも聞かれる可能性があるようなので学生時代に力を入れたことをきちんと話せるようにしておきましょう。

対策法③：「こんな未来をつくりたい！」というビジョンを伝える

BIPROGYに転職するための対策法③は、「こんな未来をつくりたい！」というビジョンを伝えるです。

BIPROGYのホームページ上で社長が以下のようなコメントを残しています。

「こんな未来をつくりたい！」というビジョンを描いていらっしゃる方はぜひBIPROGYでのキャリアを考えてみてください。ここには失敗を恐れずにチャレンジできる舞台があります。皆さんには常にわくわく感をもって、一歩を踏み出してほしい。挑戦の過程で失敗はあって当然です。失敗から得られることにフォーカスすれば、むしろ失敗も歓迎です。

参照：社長メッセージ(BIPROGYホームページ)

そのため、中途採用の面接でも「BIPROGY」に入社後何をやりたいか、を聞かれる可能性が高いです。

しっかりと自分がやりたいこととそれがBIPROGYで実現できることを論理的に説明できるようにしておきましょう。

対策法④：IT/SIer業界に強い転職エージェントを利用する

BIPROGYに転職するための対策法④は、IT/SIer業界に強い転職エージェントを利用することです。

IT/SIerの業界知識を持っているメンターの方によるサポートを受けられるからです。

BIPROGYのようなIT業界の選考対策を行うためには、IT/SIerの業界知識が必要です。

IT/SIerに強いおすすめの転職エージェントはレバテックキャリアです。

reva-tech

レバテックキャリアでは24,000件以上ある求人の中から、大手企業だけでなく、事業会社・プライムSIer・ITベンチャーなど幅広い企業を紹介してくれるため、以下のような人はぜひ利用してみてください。

対策法⑤：ハイクラス向けの転職サイトを利用する

BIPROGYに転職するための対策法⑤は、ハイクラス向けの転職サイトを活用することです。

ハイクラス転職とは、高い年収ややりがいのある仕事を見つけられる転職サイトで、コンサルティング業界や金融業界、外資系企業などの企業が多く登録されています。

そのため、BIPROGYのようなSIer企業に転職したい方には、ハイクラス向けの転職サイトを利用するのがおすすめです。

おすすめのハイクラス転職は、DodaXです。

ヘッドハンターとは、企業を紹介する人のことです。

DodaXのヘッドハンターは、各業界に精通しており、完全無料で応募・面接日程調整から選考対策までサポートしてくれます。

以下にDodaXがおすすめな人を紹介しているので、ご自身に当てはまっていないか確認してみましょう。

BIPROGYに関するよくある質問

質問①：BIPROGYの初任給は？

BIPROGYの初任給は学部卒は22万円、修士卒は24万5,300円です。

「令和3年賃金構造基本統計調査結果」によると、初任給の平均は学部卒は22万5,400円で修士卒は25万3,500円でした。

これより、BIPROGYの初任給は平均より少し低いことが分かります。

まとめ：BIPROGYへ転職できるようにしっかりと対策しよう

いかがでしたか。

この記事では、「BIPROGYの年収」について解説しました。

合わせて、「BIPROGYの働き方」や「BIPROGYの転職難易度」、「BIPROGYに転職するための対策法」についても解説しました。

BIPROGYへの転職を考えている方は、今回解説した対策法も参考にして、ぜひステップアップしてみましょう。